第3次日田市環境基本計画を策定しました

環境基本計画とは、環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために策定されるもので、本市の環境基本計画は、環境基本法第7条の「地方公共団体の責務」及び日田市環境保全条例第14条第1項の「環境基本計画策定の規定」に基づき策定しています。なお、地球温暖化対策の推進に関する法律第19条の第2項に基づく地方公共団体実行計画(区域施策編）を含みます。

本市では、平成23年3月に策定した第2次日田市環境基本計画を平成28年3月に見直し改訂する中で、環境施策に取り組んできました。しかし、私たちを取り巻く環境問題は、気候変動問題や海洋プラスチック問題など、近年では経済や社会の側面も関連した複雑で深刻なものとなっています。また、令和2年10月に国が「2050年カーボンニュートラル宣言」を表明するなど、脱炭素社会の実現へ向けた動きが加速しています。

これらの状況を踏まえ、本市では環境施策にSDGsの視点を取り入れ、受け継がれてきた「水郷ひた」と呼ばれる恵まれた自然環境を守り、環境と共生する持続可能なまちづくりを推進するため、第3次日田市環境基本計画を策定しました。

本計画では「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ」を目指して「ゼロカーボンシティ」を表明するとともに、地球温暖化対策に積極的に取り組むこととしています。