くらしの情報行政情報観光情報施設情報ご意見・ご質問

日田市トップ > くらしの情報 > 健康・保健 > 新型インフルエンザ関連情報

新型インフルエンザ関連情報

最終更新日:2010年6月24日

【Information concerning Influenza A virus H5N1】

◎For English, please scroll down to the bottom of this page

 

 

【新型インフルエンザとは】

 新型インフルエンザは、毎年流行を繰り返してきたウイルスとは全く異なる新型のウイルスが出現することにより、およそ10年から40年の周期で発生します。ほとんどの人が新型のウイルスに対する免疫を持っていないため、世界的な大流行となり、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響をもたらします。 

 20世紀では、1918(大正7)年に発生したスペインインフルエンザ大流行が最大で、世界中で約4千万人が死亡したと推定され、国内でも約39万人が死亡しています。このほか、1957(昭和32)年にはアジアインフルエンザ、1968(昭和43)年には香港インフルエンザがそれぞれ大流行を引き起こしており、いずれもトリ由来のウイルスが人から人へ感染するようになって、引き起こされたと考えられています。

 

これまでの新型インフルエンザ

1918年

スペインかぜ

全世界で2,000〜4,000万人死亡(日本では39.6万人死亡)

1957年

アジアかぜ

日本の死亡者数は10,000人

1968年

香港かぜ

日本の死亡者数は1,231人

1977年

ソ連かぜ

中国、香港、シンガポール、ソ連で大流行。

主に20歳以下に感染


新型インフルエンザ発生の危険性

【新型インフルエンザ発生の危険性】

 近年、東南アジアを中心に高病原性鳥インフルエンザが流行し、人への感染や死亡例が報告されています。また、高病原性鳥インフルエンザの発生がヨーロッパやアフリカでも確認されるなど、依然として流行が拡大・継続しており、ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザ発生の危険性が高まっています。

 

【新型インフルエンザ患者の症状】

 毎年流行するインフルエンザの主な症状である発熱・せきなどの呼吸器症状・関節痛などの全身症状がより強力になり、急性呼吸器不全や多臓器不全などを併発し、高い確率で死亡するといわれています。

 なかでも若年層ほど症状が重く、死亡率も高いといわれています。

 

【流行規模の想定】

 新型インフルエンザ発生の流行規模は、ウイルスの病原性や感染力の強さなどに左右されます。

 このため、流行規模を完全に予測することは難しく、過去に発生したインフルエンザのデータをもとに、全人口の25パーセントが罹患し、流行が8週間続くという仮定の下で、推計を行っています。

 

【全人口の25パーセントが罹患すると想定した場合の、医療機関を受診する患者数の推計】

医療機関を受診

する患者数

日本における患者数の試算

大分県における患者数の試算

1,300万人〜2,500万人

12万5千人〜24万人

入院患者数

中等度

53万人

中等度

5,100人

重度

200万人

重度

19,000人

死亡者数

中等度

17万人

中等度

1,600人

重度

64万人

重度

6,100人

 

【発生段階】

 新型インフルエンザへの対策は、その発生状況等に応じてとるべき対策が異なることから、あらかじめ状況を想定し、各状況において迅速かつ的確な対応ができるよう、平時より対応方針を定めておく必要があります。

 発生段階の決定については、国は前段階から第四段階までの移行について判断し公表しますが、第三段階の感染拡大期から回復期までの移行については県が国と協議の上、判断し公表します。

 発生段階については、以下のとおりです。

 

発生段階

状態

未発生期(前段階)

新型インフルエンザが発生していない状態

海外発生期(第一段階)

海外で新型インフルエンザが発生した状態

国内発生早期(第二段階)

国内で新型インフルエンザが発生した状態

(第三段階)

国内で患者の接触歴が疫学調査で追えなくなった事例が生じた状態

 

大分県

の判断

感染拡大期

県内で入院措置等による感染拡大防止効果が期待される状態

まん延期

県内で入院措置等による感染拡大防止効果が十分に得られなくなった状態

回復期

県内でピークを越えたと判断できる状態

小康期(第四段階)

患者の発生が減少し、低い水準でとどまっている状態


新型インフルエンザの予防法

 新型インフルエンザに対する対策は、通常のインフルエンザ対策の延長線上にあります。通常のインフルエンザは、感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルス、もしくはそれらの飛沫が乾燥し空気中を漂流しているウイルスを吸入することによって感染します。
 まずは、通常のインフルエンザと同様の感染予防が重要です。
 
【1.外出後の手洗い、うがい】
 うがいや手洗いは、咽頭粘膜や手指など身体に付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、感染予防の基本です。外出後の手洗い、うがいは、一般的な感染症の予防のためにもお勧めします。
 
【2.適度な湿度の保持】
 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50〜60パーセント)を保つことも効果的です。
 
【3.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取】
 からだの抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を、日ごろから心がけましょう。
 
【4.人混みや繁華街への外出を控え、やむを得ず外出する際のマスク着用】
 特に高齢者や慢性疾患を持っている人、疲労気味、睡眠不足の人は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
 やむを得ず外出をして人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等は捕捉されるため、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短時間にしましょう。
 
【5.「咳エチケット」の励行】
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう
 マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
 
○鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにごみ箱に捨てましょう

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう


新型インフルエンザ発生前に準備することは

 「新型インフルエンザ」が発生した場合、流行中は外出が制限されることも考えられますので、災害への備えや心構えと同様に、水や食料の備蓄や近隣に住む方とのコミュニケーションを深めておきましょう。

 新型インフルエンザが日本国内や地域で広がり始めた時には、それらの影響を最小限に食い止めるために、次のような呼びかけがなされることが考えられています。

 ・感染した場合の自主的自宅待機

 ・同居家族の誰かが感染した場合の、他の家族メンバーの自主的な自宅待機

 ・一定期間の学校の閉鎖

 ・集会等の延期

 ・地域での人と人との接触機会を減らすために外出を控える

 

 また、勤務先の企業や団体でも、事業を継続するため、あるいは事業所内での感染拡大を抑えるために、時間差勤務、電話会議、交代勤務などの種々の対策が考えられます。

 

 新型インフルエンザの大流行時は日本だけのものではなく、海外でも同時に発生しますので、世界的規模での大流行時には国内製品だけでなく、輸入が減少したり、停止することによって、種々の生活必需品も不足して、手に入らなくなることがあります。

 

 このようなことを考えた上で、本人、家族が感染し一定期間の自宅待機になった場合、子どもの学校が長期に休みになった場合、また勤務状況の変更が余儀なくされた場合など、どのように家庭内で役割を分担し家庭を維持していくかなどについて、各家庭で計画を立てておくことが勧められます。また、突然仕事を休まなければならなくなった時の連絡についても、勤務先と相談しておくべきでしょう。

 

 世界的大流行になると、生活に欠かせない活動にも影響が出ることも想定されますし、感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則であることから、災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食糧・日用品等は準備しておくのがよいでしょう。

 

【各家庭の備蓄品の例】

区分

内容

食糧(長期保存可能なもの)

【主食類】

 米・乾麺類(そば、ソーメン、うどん等)、切り餅、コーンフレーク・シリアル類、乾パン、各種調味料

【その他】

 レトルト・フリーズドライ食品、冷凍食品(家庭での保存温度ならびに停電に注意)、インスタントラーメン、缶詰・菓子類、ミネラルウォーター、ペットボトルや缶入りの飲料

日用品・医療品

【常備品】

 常備薬(胃薬、痛み止め、その他持病の処方薬)、絆創膏(大・小)、ガーゼ、コットン(滅菌のものとそうでないもの)、解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)

※薬の成分によっては、インフルエンザ脳症を助長する可能性があります。

購入時に医師、薬剤師に確認してください。

【対インフルエンザ対策の物品】

 マスク、ゴム手袋(破れにくいもの)、水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)、漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)、消毒用アルコール

通常の災害時のための物品(あると便利なもの)

 懐中電灯、乾電池、携帯電話充電用品、ラジオ、携帯テレビ、カセットコンロ、ガスボンベ、トイレットペーパー・ティッシュペーパー、キッチン用ラップ・アルミホイル、洗剤(衣類・食器等)、石けん、シャンプー・リンス、保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)

 生理用品(女性用)、ビニール袋(汚染されたごみの密封に利用)


Get Adobe Reader PDFファイルをご覧になるには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは、下記よりダウンロードしてください。
Adobe Readerダウンロードページ
関連リンク
本ページに関するお問い合わせ先

日田市 福祉保健部 地域保健課 保健医療係
〒877-8601 大分県日田市田島二丁目6番1号(市役所1階)
電話番号:0973-22-8231(直通)
ファックス:0973-22-8258
メールアドレス:tiikihoken@city.hita.oita.jp