「人権の花」運動
「人権の花」運動とは、小学校の児童が協力し合いながら花を育て、その成長を観察することによって、子どもの情操を豊かにし「相手の立場を考え行動する心や思いやりの心を育てる」ことや「生命の尊さ、感謝の気持ちを体得する」という人権尊重の意識を身につけてもらうことを目的としています。
この運動は日田玖珠地域の小学校から毎年1校が実施しており、令和2年度は日田市立いつま小学校が指定校となり、全校児童39人が取り組みます。
令和2年度「人権の花」運動活動の記録(随時更新)
1年間お疲れ様でした(修了式を行いました)
令和3年2月16日(火曜日)、いつま小学校体育館にて「人権の花」運動修了式が行われました。
修了式は、新型コロナウイルス感染症対策のため、5.6年生と先生4名、人権擁護委員協議会、大分地方法務局日田支局、市役所のみの参加で開催いたしました。
いつま小学校は、令和2年度「人権の花」運動指定校に選ばれ、昨年5月から約1年間、熱心に「人権の花運動」活動に取り組まれましたので、市から感謝状と日田市人権・同和教育啓発推進協議会から記念品を贈りました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症により、新学期が休校から始まり、学校行事が中止になる中、貴重な時間を「人権の花」運動に頑張ってこられました。昨年の夏は大雨の後に、日照りが続き、思うように育たないお花と向き合い、暑い夏に慣れないマスクを着用しての作業はとても大変だったと思います。
そんな中、5.6年生が中心となって、毎日の水やりや追肥などや、暑い時期に地域へお花のお届けなど本当に頑張っていました。また、11月の中間発表会は、児童全員が心を込めて「人権の花」を育てていることがわかり本当に感動しました。
「人権の花」運動によって、いつま小学校から届けられたお花と思いやりの気持ちは、五馬地区の人々の笑顔の花に繋げられました。
この1年間の取組みにより、児童全員に「花を育てる大切さ」「相手のことを思いやる心」「命のたいせつさ」「感謝の気持ち」が育まれ、「人権の花」の目的である心の豊かさや人権尊重意識は達成されたと思います。
「人権の花」運動の恒例イベントの「風船飛ばし」は、新型コロナウイルス感染症及び環境問題に配慮し、学校とも協議の上で中止としましたので、その代わりに学校へ記念品を贈りました。
いつま小学校の児童の皆さん、教職員の先生、地域の皆様本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

感謝状の贈呈
記念品の贈呈
児童代表「お礼の言葉」
校長先生のお話

感謝状

3回目のお届け予定「人権の花」
中間発表会を行いました
令和2年11月15日(日曜日)、学校開放日にあわせ、「人権の花」運動の中間発表会を行いました。
まず各クラスで人権学習の授業参観があり、その後、体育館に全校児童と保護者、そして大分県地方法務局日田支局長や日田市人権擁護委員の皆様にもお集まりいただきました。
体育館の入り口では、人権イメージマスコットの「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」がいつま小学校を訪問し、児童や保護者の皆さんを出迎えしました。突然の訪問に子どもたちはビックリしていましたがとても喜んでくれました。
発表会は、運営委員のはじめのことばに始まり、校長先生のあいさつ、来賓のお話の後に、6年生から学年ごとに順番に「人権の花」運動の取り組みの様子や、育てる中で大変だったこと、勉強になったこと、きれいな花が咲いて嬉しかったこと、そして花のお届け先からとても喜んでもらえたことなどを、元気良く心を込めて発表しました。頑張っている様子が保護者の皆さんや来賓の方に伝わったと思います。
発表会の終了後は、児童と来賓、人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」と一緒に記念撮影をしました。
1.2.3年生と人KENまもる君、人KENあゆみちゃん、来賓の方との集合写真
体育館で児童をお迎えする人KENマスコット
中間発表会プログラム
はじめの言葉(運営委員)
校長先生あいさつ
人権擁護委員協議会長のお話
学年ごとの発表(元気よくがんばりました)
地域へ「人権の花」を届けました(第2回)
令和2年9月29日火曜日、第2回目の「人権の花」を届けました。
午後、全校児童が集まり、運営委員の進行により「第2回お届け式」を行いました。
校長先生から、7月末に植えお花は、夏の暑さに負けず、元気に大きく育ってくれました。これは、高学年を中心に、毎日水やりを欠かさず、愛情を込めて大切に育てたからです。この愛情がこもったお花を届けることで、地域の皆さんの心にも、優しく人を思いやる気持ちが響くと思いますとお話がありました。
お花のお届け先は、前回と同じところですが、今回は、高学年が五馬保育園とバス車庫に届け、花が咲かなくなったプランターの回収を行いました。
低学年は、スクールバスに全員が乗り、近くの介護福祉施設の「喜楽苑」を訪問しました。
喜楽苑では、エントランスの前に利用者さんがたくさん出て、子どもたちの到着を待っていてくださいました。
まず、児童代表からお届けのごあいさつと人権の花運動の取り組みを紹介した後、運動会で踊ったダンス「鬼滅の刃」を披露しました。
「鬼滅の刃」のアップテンポの曲に、喜楽苑の利用者さんや施設のスタッフさん、小学校の先生や人権擁護委員さんなど、見守っている全員から大きな手拍子が送られ子ども達は元気に踊りました。
今年は、新型コロナウイルス感染症の関係で、施設では面会等の制限があり、毎年恒例となっている喜楽苑といつま小学校の交流ができなかったので、喜楽苑の利用者は今回の子どもたちの訪問をとても心待ちにしてくださっていたようです。いつま小学校の子ども達が来てくれたので、とても楽しい時間を過ごすことができたと、とても喜ばれていました。
子どもたちが心を込めて育てた「人権の花」とダンスによる交流で、地域に人を思いやる優しい気持ちが届いたこととと思います。お届け先を訪問したときは、子どもたちが育てた「人権の花」と、花に付いてるメッセージをご覧ください。
「人権の花」お届け先は、喜楽苑、五馬保育園、五馬郵便局、天瀬振興局五馬出張所、出口コミュニティセンター、バス車庫です。
今回お届けする花(メッセージ付き)
全校児童による第2回目のお届け式の様子
喜楽苑にて「人権の花」お届けのごあいさつ
自分達で利用者の前まで運びました
喜楽苑でダンスをご披露しました(1.2.3年生)
ダンスの曲名は「鬼滅の刃」です
地域に届いた人権の花(五馬郵便局)
地域に届いた人権の花(五馬保育園)
地域へ「人権の花」を届けました(第1回)
令和2年7月31日、いつま小学校にてお花の「お届け式」を行いました。
5月末に花苗植えの後、水やりなどでお世話してきたプランターには、きれいな花がたくさん咲きました。
まず、全校児童が体育館に集まり「お届け式」を行いました。
式では、校長先生から、全校児童37人が「人権の花」を育てる中で、育まれた相手を思う心も小学校から地域へ届けましょうとお話がありました。
次に、各学年の代表がこれまでに取り組んだ「人権の花」運動の感想や届ける花への思いを述べました。
お届けの前には、次回、お届けするためのベゴニアなどの苗植えも行いました。
その後、1.2.3年生は五馬保育園へお届けに、4.5.6年生はバス駐車場にお花を運びました。 暑い中でしたが、児童たちは頑張って運んでいました。
お花のお届け先は、五馬保育園以外に介護福祉施設の喜楽苑、五馬郵便局、出口コミュニティ―センター、天瀬振興局五馬出張所です。 お届け先にお立ち寄りした際には、いつま小学校の児童が育てたお花もぜひご覧ください。
全校児童37人が心を込めて育てた「人権の花」を通して、相手を思う気持ちが地域の方にも届いたことと思います。
体育館でお届け式1
体育館でのお届け式2
次回お届けする花苗植え
今回お届けするメッセージ付きのお花
1.2.3年生は、五馬保育園に運びました
重たいけれど頑張りました
五馬保育園でお届けあいさつ
バス駐車場に運ぶ4.5.6年生
バス駐車場に設置しました
「人権の花」により、バス駐車場が華やかになりました
介護福祉施設の喜楽苑にも届けられました
お花と一緒に子どもたちのメッセージをご覧ください
全校全員で花苗植え・種まきをしました
令和2年5月28日、いつま小学校全校児童37名で花苗植えと種まきを行いました。
当日は良い天気に恵まれ、全校児童が縦割りで6班に分かれて、日々草やサルビアなどの苗植えと種まきを行いました。上級生は下級生に優しく教えながら、一緒に頑張る姿が見られました。
これから、水やりや肥料など花の成長と色とりどりの開花を通して、たくさんの笑顔と優しい気持ちが広がることを期待しています。
お花は地域内の保育園や高齢者施設に贈る予定とのことです。




指定書交付式を開催しました
令和2年5月18日、いつま小学校で令和2年度の「人権の花」運動の指定書交付式が開催されました。
この日は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、児童の参加者は6年生6人に限定し、副市長から指定書とプラカードを交付し、日田人権擁護委員から、人KEN(じんけん)まもる君・あゆみちゃん人形が贈呈されました。


こちらもご覧ください
この記事に関するお問い合わせ先
日田市 市民環境部 人権・部落差別解消推進課 啓発推進係(人権啓発センター)
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所別館1階)
電話番号:0973-22-8017(直通)
ファックス番号:0973-22-8259
更新日:2021年03月31日