常設展示

博物館エントランス

 平成28年8月5日、日田市複合文化施設(アオーゼ)3階に博物館がリニューアルオープンしました。

日田の大地のなりたちコーナー

地球と生物の誕生・日田の大地のなりたち

 このコーナーは、「地球と生物の誕生」と「日田の大地のなりたち」で構成されています。 「地球と生物の誕生」では実物化石を触れながら、地球の歴史を学ぶことができます。

 「日田の大地のなりたち」は、日田で見られる岩石や鉱物、化石資料を中心に、日田の地形や地質がいつ頃、どのようにして形成されていったのかをパネルで紹介しています。また、阿蘇山が9万年前に史上最大の爆発的噴火を起こし、火砕流によってなぎ倒されて運ばれてきた埋没樹木の一部を展示しています。

日田の地形ジオラマ

日田の地形ジオラマ

 「日田の大地のなりたち」コーナーを出ますと、すぐに日田地域の地形をかたどったジオラマがあります。

 このジオラマでは、9万年前の阿蘇4火砕流の様子を再現した「日田の創世」や日田の地質がいつ頃できたかわかる「日田の地質」、日田の植生分布を紹介する「日田の植生」の3つがあり、タッチパネルを押すとジオラマに反映されて映像が流れるしくみとなっています。

日田の自然コーナー

日田の自然

 日田市は1,200mもの標高差があり、多様な自然が見られる珍しいところです。釈迦岳や酒呑童子山、岳滅鬼山など標高900mを越える山地帯でブナ林が見られるほか、低山地帯や丘陵地、低地など標高の異なる場所ではそれぞれ違った植生が見られます。

 また、日田は大部分がスギ・ヒノキなどで覆われていますが、原生林に近い状態の森や里山も残っています。

 このコーナーでは、原生林や里山などの特徴のほか、自然界に暮らす生き物などをパネルや標本、剥製などでわかりやすく紹介しています。

川と人との関わり大絵巻コーナー

大絵巻

 このコーナーでは、人々の暮らしの移り変わりを歴史の大河としてとらえ、その変化する暮らしや自然の様子を時代の絵巻として表現したものです。

 この大絵巻の中には時代の特徴的な出来事を「おきあげ雛」を舞台として表現しています。これは日田の「おきあげ人形研究会」による手づくりの作品です。一つ一つの動作、髪の毛から服装までこだわって作ったすばらしい作品で、この絵巻の最大の見所となっています。

川とともに生きるコーナー

川とともに生きる

 日田では川と関わりの深い暮らしや文化が今日まで続いています。その象徴は、奈良時代の豊後国風土記にも記されているアユ、そして戦国時代に伝わった鵜飼などです。

 このコーナーの中心にはたくさんのアユと鵜飼舟を天井から吊るして、日田の川の文化が感じられる工夫をしています。この鵜飼舟は鵜飼の船頭樋口律雄さんが製作、鵜飼舟のかがり火や鵜匠ジオラマが着ている服は鵜匠西尾和広さんが長年使っていた鵜飼装束です。鵜飼舟下の川の道具は実際に鵜匠さんや日田の漁師さんが川漁で使っていたものを展示しています。

 この鵜飼舟やアユが浮かんだ壁面には、日田の自然や文化を表す象徴的なシーンが映像で流れ、とてもノスタルジックが感じられるものとなっています。

 また、川の道具の向かい側には日田林業の象徴である日田下駄の輪積みとともに日田林業の歴史と日田下駄の歩みを紹介しています。

日田の星空コーナー

宇宙

 日田からは美しい星空が望めます。日田天文同好会の方々が撮影した天の川や銀河、星雲、月、太陽などの写真が壁面を飾っていて、星空ギャラリーとして展示しています。

 また、子どもたちの体験学習の場として、月の満ち欠け装置やミニプラネタリウムの星空ウォッチング装置などを設置して、楽しみながら天体観測ができます。

展示室内の映像コーナー

 常設展示室の各コーナーの壁面にはボタンを押すと始まる映像コーナーを設置しています。

 大地のなりたちコーナーにはドンコ博士とナマズのマナちゃんが河原で石を拾いながら地質を調べる「面白地質探検」、日田の自然コーナーには、野鳥や紅葉など釈迦岳の四季を撮影した「釈迦岳の四季」、川と人との関わり大絵巻の中には、日田林業を支えた「筏流し」、そしてこのコーナーの最後に日田の人々の暮らしの歩みを紹介した「川と人との関わり」、日田の星空コーナーには星の日周運動や皆既月食を撮影した「日田の星空」を見ることができます。

水辺の生き物コーナー

水辺の生き物

 日田の星空コーナーの展示室を出て、長い通路の先には「水辺の生き物」コーナーがあります。

 このコーナーでは、市内で見られる30種類を越える淡水魚のほか、イモリやトノサマガエルなどの両生類、コガタノゲンゴロウなどの昆虫類、ニホンイシガメやクサガメなどの爬虫類、アメリカザリガニやサワガニ、ヌマエビなどの甲殻類なども展示しています。

 この他、オヤニラミの産卵映像と今年博物館で生まれたその稚魚を見ることができます。

 また、複合文化施設1階入口正面には幅3mの大水槽があり、吾々路川で出土した大山層埋没樹木(150~77万年前)や小野川で出土した阿蘇4火砕流埋没樹木(9万年前)が水槽内に配置され、その中にニッポンバラタナゴやカゼトゲタナゴなどの淡水魚の泳ぐ姿を見ることができます。

日田の水害史・環境都市を目指して・埋蔵文化財センター紹介コーナー

埋蔵文化財センターコーナー

 ここでは「日田の水害史」のコーナー、戦後に日田市が取り組んできた「環境都市を目指して」のコーナー、さらに日田市内で発掘調査された古墳をはじめとする遺跡から出土した土器類とともにその歴史を紹介する埋蔵文化財センターの紹介コーナーがあります。

ライブラリー・体験学習コーナー

ライブラリーコーナー

 ライブラリーコーナーでは博物館に送られてくる全国の博物館の情報を見ることができます。

 また、埋没樹木でつくった机の上などで子どもたちが「46億年すごろく」や「日田杉でつくったパズル」、大分日田下駄組合がつくった「下駄クイズ」、「埋没樹木でつくった木琴」などで遊びながら日田の自然や歴史がなんとなく学べる工夫をしています。

所在地

日田市立博物館
〒877-0003 大分県日田市上城内町2番6号(日田市複合文化施設内)

この記事に関するお問い合わせ先

日田市立博物館
〒877-0003 大分県日田市上城内町2番6号(日田市複合文化施設内)
電話番号:0973-22-5394(直通)
ファックス番号:0973-22-5394

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更新日:2017年08月30日