令和6年 日田市「20歳のつどい」を開催しました

更新日:2024年01月10日

20歳の節目を迎えられた皆さま おめでとうございます

令和6年1月7日(日曜日)、日田市民文化会館(パトリア日田)で、令和6年日田市20歳のつどいを開催しました。日田市では、この度、625人が20歳の節目を迎えられ、そのうち510人が式典に参加しました。

令和6年20歳のつどい
令和6年20歳のつどい
令和6年20歳のつどい

式典では、主催者を代表して椋野市長より、式辞があり、市議会より三苫議長の挨拶とご来賓の方からご祝辞をいただきました。

令和6年20歳のつどい

式辞

令和六年日田市「二〇歳(はたち)つどい」を挙行するにあたり、式辞を申し上げます。

まずは、先日の能登半島地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭った方には心からお見舞いを申し上げます。

ここ日田市も度重なる災害に襲われましたが、突然、災害に襲われたとき、私たちは本当に何気ない日々の暮らしの大切さ、助け合うことの尊さを痛感します。

日田市としても連休明けから義援金の受付を始め、職員や給水車の派遣等を検討しています。

本日晴れて、二〇歳(はたち)という人生の節目を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。そして、今日まで愛情込めて育ててこられましたご家族の皆様方をはじめ、ご指導くださいました学校の諸先生方に対しましても衷心よりお慶び申し上げます。

また、本日の晴れの式典に、公私ともご多用にもかかわりませず、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様に、主催者として心からお礼を申し上げます。

成人して二年、大人というものを少しだけ経験した皆さんがここに集うことは大変意義深いものと考えています。日田市を出た人はもちろん、日田市に住み続けている人も、新しい職場や学校で、地域や年齢や考え方の違うたくさんの人たちとの出会いがあったことでしょう。式典のサブテーマは

『If you hit a wall, break it down』

ですが、これからの人生、一人では乗り越えることもできず、叩いても蹴飛ばしても壊れない壁にぶつかることもきっとあると思います。そのときは、助けを求めていいのです。困ったら一人で抱え込まないで助けを求めてください。助けを求める力は人生を生きていく上でとても大切です。忘れないでください。家族も先生も同級生も、ふるさと日田市は、いつでも、いつまでも、あなたを応援しています。

ただ、できたら、その応援ネットワークに、今出会っている、これから出会う、たくさんの人達も巻き込んでください。助けられるだけではなく、時にはあなたが助ける側に回る、そんなネットワークの広さと豊かさがこれからの人生の大きな力になります。

皆さん方はコロナ禍のなかで青春時代を送り、リアルな出会いが生まれるさまざまな機会への参加をずいぶん制約されてきた世代です。一方で、ITの力を借りて日田市にいながら全国の、世界のセミナーや会議に参加することも本格的に可能になった世代でした。コロナ禍の社会は一方で、そんなチャンスを飛躍的に拡げた時代でもありましたし、だからこそリアルな出会いの貴重さも感じさせてくれた時代でした。

皆さん方がこれから生きていく時代の変化は予測不可能ですが、はっきりしているのは日田市にいても日田市を出ても、異文化に属する人たちと協働しなければならない社会になること、そして、多様な人と協働できればできるほど大きな助け、大きな力となります。共通の前提を持たない人たちに言葉で説明し、対話を重ねることによって何とか共通の理解にたどりつく、そんな経験を重ねてほしいと思っています。

困ったら助けを求めること異文化に属する人と協働する経験を重ねること

もう一つ申しあげたいのは挑戦を続けること

私は昨年七月の市長選挙で市民のご支持を得て日田市長になりました。でもその前の選挙では負けています。負けても勝っても選挙に挑戦した経験から私が学んだことはとても大きかったです。自分で決めた挑戦は確実に力になります。

情報を収集し、考え、決断し、行動し、結果を引き受ける。皆さんはまだ二〇歳(はたち)、これからの人生でたくさんの挑戦をしてください。皆さんの挑戦が私たちの未来を拓いてくれます。

皆さんは私たちの「希望」です。

結びに、今日の「二〇歳(はたち)のつどい」が、一生の思い出として皆さんの心に残るよう、忙しい中、準備をしてこられた実行委員の皆さん、ありがとうございました。

皆さんのこれからの人生が充実した、幸せなものとなりますことを心からお祈りして、お祝いの言葉とさせていただきます。

令和六年一月七日

日田市長 椋野美智子

 

令和6年20歳のつどい

20歳の決意発表:黒木さん

令和6年20歳のつどい

20歳の決意発表:中島さん

令和6年20歳のつどい

市民憲章朗読:三笘さん

式典の第2部では、実行委員会が企画した、日田林工高等学校の吹奏楽部の演奏に合わせた思い出写真のスライドショーや、恩師からのビデオメッセージ、地区代表者への記念品の贈呈を行いました。

令和6年20歳のつどい

日田林工高等学校吹奏楽部の演奏

令和6年20歳のつどい

地区代表者へ記念品の贈呈

当日の式典の様子は、日田市公式動画チャンネル「Hita Tube(ヒタチューブ)で配信しています。下記リンクからご覧ください。

令和6年20歳のつどい

令和6年20歳のつどい実行委員会のメンバー

20歳のつどい実行委員を募集しています

20歳のつどい実行委員にあなたもなってみませんか?20歳という節目の年に、思い出に残る式典になるよう、仲間と一緒に企画してみませんか。

例年8月に募集を開始しています。興味のある人は、下記までご連絡をお待ちしています。

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 教育庁 社会教育課 生涯学習推進係
〒877-0003 大分県日田市上城内町2番6号(日田市複合文化施設内)
電話番号:0973-22-6868(直通)
ファックス番号:0973-22-6869

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