人権コンサート「生まれてきてくれてありがとう」

更新日:2021年03月31日

人権コンサートゲストmonさん

 市教育委員会では、人権尊重の視点を通して子どもたちの「自己肯定感」を育てていくことをテーマとした人権コンサートを、開催しました。 

 コンサートに来られた子どもからお年寄りの方々まで、感動とこれまでの生き方を見直し前向きに生きようとする感想が多く寄せられています。

 ぜひ【これまでの人権コンサート「生まれてきてくれてありがとう」】のページをご覧ください。

コンサートのゲスト「mon(もん)さん」のご紹介

大分県出身、福岡県糸島市在住。二人の子を持つ子育てシンガー。叔父の「にしきのあきら」に憧れ、幼少の頃から歌手になることを決意。1994年からライブ活動開始。 2007年6月、シングル「あおぞら~世界中の子供たちへ~」の発表を機に、ソロとして活動開始。親から子どもへのメッセージソングとして各方面から絶賛されています。 在日韓国人であるmonさんは、自分が“いじめ”や“差別”を受けながらも、家族や担任の先生から愛されたことで今の自分があるということを、歌と語りで伝えています。

自己肯定感ってなんだろう? ~自分も他の人も大切に~

「自己肯定感」(または「自尊感情」)という言葉を聞いたことがありますか?

 「自己肯定感」とは、「自分はかけがえのない大切な存在だ」と、自分から思える気持ちのことです。

 「自分という存在」を否定するのではなく、「不十分なところ」や「ダメだなぁと思うところ」も含めた「ありのままの自分」を認めることで、自分のことを好きになり、生きることを前向きに捉えていくことです。

 自分の大切さを認めることができれば、他の人に対しても「価値ある大切な存在」として尊重することができるようになるといわれています。

 誰もが「生まれてきてよかった!」と心から思える社会にしていくためにも、人権コンサートをとおし、是非、皆さんに「自己肯定感」を育むことの大切さを感じていただきたいと思います。

あなたは大切な人だよのメッセージ

子どもは愛されている(大切にされている)と感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。

大事なことは大事だよのメッセージ

大人が大事だと思うことや願いは、子どもにきちんと向き合って話すと、素直に子どもには伝わります。大人の真剣なまなざしは、子どもの存在感を認めるメッセージになるはずです。

お話聴かせてのメッセージ

子どもは、自分の話を誰かに聴いてもらいたい気持ちでいっぱいです。時には、大人としての意見や評価をせずに、子どもの話にうなずきながら、その「気持ち」を受け止めてみませんか。

“自分を大切にできる子どもたち”について

日田市教育委員会では、学校や家庭、地域と協働しながら様々な機会をとらえ、子どもたちの『自己肯定感』の育成をめざしています。みなさん、“自分を大切にできる子”を一緒に育てていきませんか。

詳しくは、日田市教育委員会が作成したリーフレットをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 教育庁 人権・部落差別解消教育課 指導調査係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所別館2階)
電話番号:0973-22-8236(直通)
ファックス番号:0973-22-8270

メールフォームによるお問い合せ