令和2年度 先輩移住者の「ひた暮らし」

更新日:2022年04月19日

日田を好きになり、日田に住み始め、ひた暮らしを楽しんでいる人々をご紹介します。

【注意】この新聞に掲載されている補助金等の事業は掲載当時の内容であり、変更になっている可能性があります。

目次

その他の「ひた暮らし」先輩の声

ひた暮らしの先輩たちの声が聞きたい人はココをご覧ください。

築100年以上の古民家に惹かれて

スコットさんご夫婦

スコットさんご夫妻(2020年アメリカから移住)

スコットさんご夫婦

ご自宅のDIYを楽しまれるご夫妻(2020年7月)

2年前の3月に出会い結婚されたスコットさんご夫妻。現在はご自宅の立派な古民家のDIYを楽しむ日々。今号はお二人の移住のきっかけから空き家バンクご利用の体験談等お話しを伺いました。

豆田にドイツビールの店「リヒト」オープン!

リヒト永田さん

永田 恵嗣さん(2020年東京都から移住)

移住のきっかけ

防衛専門商社で働いていましたが、
妻の友人(オーナー)が豆田町の物件を相続して困っていると聞き、興味を持ち現地を見に行きました。

東京の、たまたま入ったレストランで食べたドイツソーセージのおいしさに感動し、ソーセージとドイツビールを出すお店にしようと決めました。

妻は「いってらっしゃ~い♪」と一言。私の性格を知ってのことでしょう。快く送り出してくれました。

移住後の生活

9月までは開店準備に追われていました。賃貸の自宅は空き家バンク物件なので、改修費などひた暮らし支援事業を利用できました。お店の内装工事の業者はインターネットで見つけてお願いしました。いくつか問題も発生しましたが、人とのご縁で乗り切ることができ、無事10月に開店しました。

開店以来多くの方にお越しいただき、趣味のゴルフをする暇もないくらい忙しく働いています。

東京でカフェ開業セミナーを受講しましたが、オープンしてからは帳簿をつけることが大変だとわかり、今はBIZサポの創業セミナーを受講中です。

今後の目標

カフェバーの経営を軌道に乗せて、店舗の拡大、状況に応じて宿泊業への拡大を通じて豆田の活性化に貢献していきたいです。

移住(開業)希望者へ一言

とても移住者に優しく、サポートも手厚い街です。開業の体験談もお話しできますよ。ぜひお越しください。

海がないことが新鮮!山に囲まれた生活を満喫!

定栄さんご家族

定榮さんご家族
(2020年鹿児島県から移住)

移住のきっかけ

長男が幼稚園に行きたいと言い出したことがきっかけで、SNSで「森のようちえん」を検索したところ、そこで遊ぶ子供たちの生き生きとした表情にひかれて、日田市を選びました。以前からガラス作家をしており、自宅で作業ができるので、仕事探しの面では、移住に影響はありませんでした。

住まいについて

空き家バンク物件を何件か見学しましたが、なかなか希望の物件に巡り合わずあきらめかけていました。そのとき、空き家になったばかりの物件を紹介してもらい、そこに決めました。改修の必要もなく、すぐ住み始めることができました。

移住先を検討した期間は2週間ほどです。移住先も家も全てがタイミングよく決まり、これも何かの縁だなと感じています。

定栄さんご家族2

移住後の生活

以前住んでいたところは離島で、欲しいものをネットで頼んでも4日ほどかかっていました。ここでは街に出ればだいたい物が揃うし、買い物もそんなに不便ではありません。海がないことに不思議な感覚がありますが、潮風と違って風がサラサラしていて気持ち良いです。

家族でよくドライブをしますが、アクセスの良さと車窓の景色が変わること、四季が感じられるところは楽しいです。

 近所の人には、よく野菜をもらったり、声をかけてもらったりしています。大家さんのご両親も隣に住んでいるので困ったときも心強いです。これからは草刈りや祭りなど地域の行事にも参加して地域になじんでいこうと思っています。
 

移住希望者へのアドバイス

その土地の歴史や文化、産業を知っておくと、地域の人とのひずみは生まれにくいと思います。地域が大切にしていることを理解しようと努めることでうまく溶け込めると思います。「知り合いがいるから安心できる」という人との縁も大事ですが、自分で覚悟を決めて移住することが大事だと考えています。

 

2020年広報ひた9月1日号に定榮さんファミリーにインタビューした記事を掲載しています。

また、ひた暮らしの動画にも出演しているので下記からご覧ください。

広報ひた9月1日号~人と人をつなぐ~

日田市公式YouTube ひた暮らし~大山町からお届け~

自然の豊かさに感動!

キッチンカー「ICHI 5 HOME」でオーガニック料理を提供

白井さんご家族
(2020年横浜市から移住)

移住のきっかけ

夫の祖母が住む地への移住を視野に、移住相談会東京会場へ出かけました。

日田市ブースに貼られていた「頼む!来ないでくれ!」と「千年あかり」のポスターが目に留まり話を聞き、一度日田を訪ねてみたいと思いました。

移住まで

11月、自家用車で約15時間かけて日田入り。移住に向けて住居を探すため、宿泊費の補助金も活用し「空き家バンク」に登録された家屋を14,5か所(計4回)、見て回りました。温泉大好き家族なので、一度は天ヶ瀬温泉に泊まりました。日田市を訪れるなかで自然豊かで、会う人みなさんの温かい人柄に心を打たれ、12月以降は日田市を移住先に決めて動きました。最終的に引っ越し間近になり今の住居と出合うことができました。

白井さん一家その2

移住して

旅行気分で日田市を訪れていた子供たち。引っ越すことを知ると戸惑いが見られました。そんな子供たちは、移住後、チョウチョを見て感激し、クモを見てビビッていました。今は、毎日、学校へ行くのを楽しみにしています。

朝、目覚めるころになると鳥のさえずりが聞こえてきます。水も食べ物もおいしくて太っちゃいましたが、体調は良くなりました。次男はアトピーですが、田舎暮らしを始めてから、肌の乾燥が和らいでいます。日田の水が肌に合っているようです。

まだ移住して間もないけれど、大人も子供も、日田の自然の豊かさにたくさんの感動をもらっています。

これからのこと

新型コロナが終息したら、いろんなところに出かけて行きたい。

まずは、温泉巡り!家族でどこに行こうかと話しています。

とても楽しみです。

関連リンク先

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 商工観光部 商工労政課 移住促進係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所3階)
電話番号:0973-22-8383(直通)
ファックス番号:0973-22-8246

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