「Digi田（デジでん）甲子園 2023」

令和6年3月5日に「Digi田（デジでん）甲子園2023」の結果が発表されました。

全国から応募のあった240件の中から、日田市の取組みをシステム化した「罹災証明迅速化ソリューション（富士フイルムシステムサービス株式会社）」が、民間企業・団体部門で内閣総理大臣賞を受賞しました。

この「罹災証明迅速化ソリューション」は、日田市との共同研究の成果として開発されたシステムです。

地方公共団体、民間企業・団体など様々な主体がデジタルの力を活用して地域課題の解決等に取り組む事例を幅広く募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取組みです。

日田市では、度重なる大規模豪雨災害の被災経験から、防災・減災に向けた取組みに加えて、被災した市民の速やかな生活再建を支援する取組みも重視しています。

生活再建を進めるために必要となる「罹災証明書」を速やかに発行することができるよう、これまで業務改善を重ね迅速化に努めてきたところですが、非デジタルによる業務改善は限界に達したことから、デジタル技術を活用し、一層の迅速化と大規模災害への対応を図るため、共同研究を行ったものです。

日田市では、令和5年6月30日から本システムの運用を開始し、令和5年7月大雨災害における「罹災証明書」の発行においても、その成果が確認されています。

また、地方公共団体部門では、大分県の「ドローンによる被災状況調査体制の確立等を通じた地域防災力向上」もベスト4に選出されました。

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日田市総務企画部情報統計課デジタル推進係
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