令和6年6月定例記者会見
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令和6年6月定例記者会見資料 (PDFファイル: 699.1KB)
関連リンク
令和6年度 日田市職員採用試験【令和7年4月1日採用分(前期試験)】
令和7年度 日田まつり振興会ポスターデザインコンペ参加者募集
会見録
【注意】市長、担当課及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。
市長あいさつ
○市長
先週末の日田川開き観光祭、おかげをもちまして、去年より8万1,000人増の20万5,000人のお客様においで頂きまして、大変にぎわいました。ディズニーパレードが大変な人気でたくさんのお子様がおいでになりましたけれども、事故もなく、皆様に喜んでお帰り頂くことができました。御協力につきましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
今日は4つ案件がございます。
1番目の日田市職員採用試験につきましては、時代の変化に合わせ、また複雑多様化する行政課題に対応するために有為な人材を採用できるよう、在り方を見直しました。
新卒者中心の採用から、今後は他の職場での経験のあるいわゆる中途採用も積極的に行うこととしました。またそれと関連して、10月1日採用試験も行います。UIJターンの方も含めて、これまで培ってきた様々な分野での多様な職務経験を生かして、日田市に安心と未来への希望をつくるために、ともに汗を流してくれる意欲あふれる方の応募をお待ちしております。
2番目の合同防災訓練についてでございますが、出水期を前に、今年こそは災害が起きないようにと祈りつつ、もし災害が発生しても、市民の皆様の生命・財産をお守りできるよう、訓練を行い、防災意識の啓発を行うものでございます。
3番目の日田まつり振興会ポスターデザインの決定でございますけども、そこに提示してありますが、今年度から一つ一つの祭りだけでなく、「日田の祭り」、「日田」のブランドイメージを発信できるように統一感のあるデザインでポスターを作成するコンペを行いました。審査員も従来のまつり振興会関係者ではなく、デザインの専門家や比較的若い世代に入っていただき、審査を行ったものでございます。
4番目は6月の行事予定でございます。
詳しくはそれぞれ担当から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
案件
令和6年度日田市職員採用試験の実施について(総務課)
○総務課長
総務課でございます。私からは、令和6年度日田市職員採用試験の実施について、御説明いたします。今回は、令和6年10月1日の採用試験及び、令和7年4月1日採用の前期試験、につきまして説明いたします。資料の1ページをお願いいたします。
まず、令和6年10月1日、採用分につきましては、増加する各種の行政課題に対処するため、令和3年度以来、の実施となります。特に専門職のほうで令和6年4月1日の採用試験で採用できませんでした土木技術の試験を実施いたします。
次に、令和7年4月1日採用の前期試験について御説明いたします。この前期試験につきましては、例年実施しております年2回の試験のうち、夏場に行う試験といたしまして、一般事務をはじめ土木技術や建築などの専門職関係を含む、幅広い職種で実施いたします。
採用試験の設定については、これまでの採用試験につきましては、新卒の方を主体としたものでありましたけども、今回、若年齢層の枠と、職務経験者の枠を設定しております。これは10月1日採用、それから4月1日採用の前期試験両方に共通するものですが、まず若年齢層の枠は年齢制限のみの26歳まで。職務経験者の枠は民間企業や、行政機関の正規職員としての職務経験5年以上の方を対象にして、年齢制限を45歳までとしますということで、幅広い年齢層で応募できるようにしておりますので、日田市に貢献していただける意欲あふれる方の応募をお待ちしております。
私からは以上でございます。
令和6年度日田市合同防災訓練の実施について(防災・危機管理課)
○防災・危機管理課長
防災・危機管理課からです。私からは、令和6年度日田市合同防災訓練の実施について御説明いたします。資料は2ページから4ページを御覧ください。
日田市では、令和元年度から市内小学校の校区を対象として、日田市合同防災訓練を行っています。本年度は、咸宜小学校校区において、咸宜小学校をメイン会場として行います。
日時は、令和6年6月9日日曜日、午前7時から午後1時です。
訓練には、自衛隊、警察、消防、消防団などの防災関係機関、日本赤十字社大分県支部を初めとする各種団体及び二つの企業、咸宜地区の住民が参加します。
訓練の大きな狙いは、出水期前に、関係機関、団体、行政が顔見知りになり、例年豪雨が予想される梅雨末期を想定した災害対応において、円滑に連携できるような体制の確認及びその強化を図ることとしております。
訓練内容につきましては、市役所庁議室において収集した情報に基づき、避難所を開設し、関係の機関と団体が連携協力をして人命救助訓練などを行います。
また、今回は、大分大学減災復興デザイン教育研究センターの御協力を得まして、遠隔操作ロボット・アバターを活用した遠隔健康相談の検証など、先端技術を取り込んだ訓練も計画しています。
日田市としては、市民の皆様の生命・財産をお守りするため、防災訓練を通じ、防災思想の啓発に取り組んでいます。災害はいつどこで発生するか分かりません。ぜひ防災訓練を見学していただいて、防災への関心を深めていただきたいと考えています。
私からは以上でございます。
日田まつり振興会ポスターデザインの決定について(観光課)
○観光課長
観光課でございます。私からは、日田まつり振興会ポスターデザインの決定について御説明をします。資料の5ページを御覧ください。
まず先ほど御紹介しましたが、今回、まつり振興会でポスターの決定になりましたのが、こちら右側のポスターになりますので、御覧ください。
日田まつり振興会では、これまで、主催する4大まつりである日田祇園集団顔見世、日田天領まつり、共催の日田千年あかり、天領日田おひなまつり、日田川開き観光祭について、これまで、まつりごとにポスターデザインのコンペ審査会を開催し、決定していました。日田のまつりのイメージアップと全国へより効果的に発信するため、4大まつりを統一感のあるデザインで、ポスターを作成するポスターデザインコンペ審査会を開催し、令和6年度のポスターデザインが5月21日に決定しております。
これまで応募資格を市内の指定事業所に限定しておりましたが、今回、応募資格は18歳以上で、市内に住所または事業所を有する個人・団体として、ポスターチラシ等の製作及びその他広告物の監修ができる方とさせていただいております。
審査員は、日田まつり振興会会長の椋野市長をはじめ、日田市出身で、福岡を拠点に活躍されているアートディレクターの梶原道夫さん、市内在住でグラフィックデザイナーの南出直之さん、市民代表としてストリームひた会長の後藤浩介さんに審査を頂いております。
今回10作品の応募がありまして、大賞はヒタスタイルチーム・アートディレクション穴井優さん。
準大賞はヒタスタイルチーム・アートディレクション熊谷健二さん、優秀賞はK.a.t.T(カット)さんが受賞されております。
また、審査員からの講評ですが、「色づかい、写真の使い方にセンスがある。」「SNSでも映える感じで、日田ブランドが表現できている。」「目を引き、色に温度感や空気感がある。」「手書きの文字はオリジナル性があってとても良く、作り手の愛情が感じられ、日田をよく知っている方がデザインした作品である。」との講評を頂いております。
大賞を受賞した作品をポスターデザインとしております。
以上でございます。
令和6年6月行事予定(総務課)
4番の令和6年6月の行事予定表は、資料最後の予定表をご確認ください。
質疑応答
〇記者
職員採用試験なんですけれども、10月1日の採用ってのはこれまでされてなかったのかということと、あと技術職の職員さんの人材不足とか、災害対応だとかっていうふうなこともあるかとは思うんですが、現状どういう状況にあるのか、技術職の職員の皆さん方の人数だとか、本当はもう少し欲しいんだけどこういう分野が特にということがあれば教えていただけますか。
〇総務課長
まず10月1日の採用についてですけども、先ほども少し申し上げましたけども令和3年度には行っております。4年度、5年度は行っておらず、また今回、10月1日の採用を行うものです。
技術職につきましてはですね、確かに不足している状況でございまして、特に土木職につきましては昨年度の採用試験の時にも採用しきれなかったっていうところがありましたので、今回10月1日の採用で、良い方がいらっしゃればというところで募集をするものです。
〇記者
10月1日採用というのは今後も継続してなんでしょうか、それともまだそこは未定でしょうか。
〇総務課長
今のところ来年以降ずっと続けるかというところまでは決定をしておりませんけど、今、なかなか、人が採れない状況でもありますので、今後もありうることかなというふうには思っています。
〇記者
この10月1日採用の県内の自治体の実施状況とかもし分かれば教えてください。
〇総務課長
すいません、今この場で県内の状況については、お答えができません。
〇記者
採用職種のことについて教えてください、若年層枠と職務経験者枠というのがあるんですが、それぞれの狙いといいますか、例えば、若い方が離職していきやすいような状況があるので、その辺りをしっかりと補填していきたいだとか、職務経験者枠でいえば例えばどういった職種だとか、行政、民間というふうなお話あったんですけれども、もしイメージしているような職種があれば教えてください。
〇総務課長
まず若年層については、通常といいますか普通に高齢者層が退職していきますので新陳代謝で、当然必要となるというところです。あと職務経験者については、今実際に中途で市役所を退職される方とかもいらっしゃいますので、その辺の層を埋めるために、社会人経験者というところで即戦力になる方を採用して現場に投入したいといったそういう思いがありますので、ある程度年齢を上げて、職務経験のある方に来ていただこうというような狙いをもっております。
〇記者
日田市合同防災訓練なんですけれども、令和元年から行われているということですが、これを始めたきっかけを教えてください。
〇防災・危機管理課長
訓練の始めたきっかけとしましては、やはり地域の防災力の向上、市民の防災意識の向上、こういったものを図るために、各校区で年度を変えて実施してきたところでございます。
〇記者
日田市では、恐らく平成29年に7月豪雨が、あったかと思うんですが、それを受けての、訓練というわけではないのですか。
〇防災・危機管理課長
日田市では防災訓練は昭和の時代からも行ってきておりました。ただし各関係機関との連携をした、防災訓練というのはなかなかできておらなかったことから、近年多発する激甚化する災害に備えるために、関係機関と連携をした合同防災訓練を始めたところでございます。
〇記者
この日田まつり振興会ポスターデザインですが、これは来年度のポスターを検討されたのでしょうか。
〇観光課長
祇園については、今回からとなります。観光祭については、観光祭を運営する予算は来年度となりますが、ポスターについては今年度の予算で作成します。
〇記者
これを見るとこの日田川開き観光祭は、これは来年度分になるんですかね。
〇観光課長
そうなります。
〇記者
今年、いわゆる先週行われた観光祭のポスターも、4大祭り統一して、コンペを行ったものなんでしょうか。
〇観光課長
今回の第77回の川開き観光祭ポスターについては、従来どおり、まつりごとにポスターを選考させていただいております。ただし、観光課といたしましては、4大まつりを一つの統一したデザインで発信していこうというふうに考えておりますので、今回祇園祭から見直した内容です。
〇記者
そのためこのプレスの中では令和6年度日田まつり振興会と書いてあるっていうことですか。
〇観光課長
そうなります。
〇記者
すいません、防災訓練のことで教えてください。今回参加団体で障害者施設のひばり~ヒルズさんと、あと高瀬少年消防クラブ、が入っているんですがそれぞれどんな動きを当日されるのか教えてください。
〇防災・危機管理課主幹
ひばり~ヒルズさんにつきましては、福祉避難所の協定を結ばせていただいております。今回は市のほうから、福祉避難所の開設を依頼して、その開設方法と運営方法の手順の確認っていうのを、ひばり~ヒルズさんの方で行っていただきます。あと高瀬小少年消防クラブに関しましては、例年参加をしていただいておりますが、実際には防災訓練の中で、炊き出しの配膳とかそういうのにちょっと御協力を頂いているところになります。
〇記者
福祉避難所では人の動きがあるわけではないというようなことでしょうか。実際に避難者がひばり~ヒルズさんのほうに避難してというふうな動きはないんですかね。
〇防災・危機管理課主幹
はい。基本的には開設運営訓練になります。
〇記者
当日取材に行くときにですね、何時ぐらいに行けばいいですか。多分7時から行っても余り動きはないんだろうなと思うので。
〇防災・危機管理課主幹
実際のメインの会場で咸宜小学校ということを考えれば、一応ですね今回、見どころというかちょっと分からないんですけども、先ほど防災の課長のほうからも言いました遠隔操作ロボット・アバターを使用した健康相談、これが咸宜小学校の体育館で10時頃から行う予定にしております。
それからあと見どころとしますと、大原グラウンドの駐車場で、救出救助訓練、消防、警察等が参加する訓練になるんですけども、ここではドローンを活用して現地の確認から訓練を始める形になっていますので、実際は9時からそちらは実施をされる予定になっております。
〇記者
アバターのやつなんですけれども去年と同じやつですか。
〇防災・危機管理課主幹
去年はパソコンの画面上での遠隔問診という形なんですけども、昨年の災害のときに、大鶴の方で活躍したロボットが動き回る方式になっています。体育館でロボットが動いていまして、隣の咸宜公民館から遠隔操作と健康相談を行うように今計画しているところでございます。
〇記者
咸宜公民館のほうは操作するほうで、実際患者さんがいるのは咸宜小学校のほうですね。
〇防災・危機管理課主幹
はい、そのとおりでございます。
〇記者
まつり振興会のポスターのことを教えてください。これはもう来年度以降も継続してというふうな形になってくるのかというのと、あと日程をどういうふうに入れるのかとかもあるかと思うんですけれども、その辺の関係でこの時期になっているとかですか。
〇観光課長
まずポスターの選考の方からよろしいですかね。こちらについては今後統一したデザインで採用していくという形で見直していきます。あともう1点は、時期については、それぞれのまつり関係者等の調整もありますので、調整した上でということになってきますが、選考会についてはもっと早い時期に見直していきたいと考えています。
〇記者
それぞれは日にちはもう決定しているという理解でいいんでしょうか。
〇観光課長
祇園等についても決定していますし、天領まつり等についても11月の第2週という固定となっています。ひなまつりについても、2月15日からと決まっておりますので、この日程で考えております。何かあれば変えることもありますが、現状としては開催日程等は、この日程で進めさせていただきます。
〇記者
あと細かいところなんですけれども、日田読み方と九州のどこら辺にあるのかっていうのは、これはもう東京だとか関西だとかそのあたりに貼り出したときに、「ひだですか」とか言われることのないようにというそういう理解でいいですか。
〇観光課長
良いです。あと1点、これまでポスターは1,000部作成してきまして、やはり主に市内を中心に、私たちも貼ってきましたが、これからはやっぱり県内外の多くの方に日田のまつりを知ってほしいということも考えておりますので、そういった露出を増やしていくためにも目を引くようなポスターというのに見直していきたいということで、今回見直した経緯もございます。
〇記者
デザインの中で言ったら九州のこのあたりっていうのが地図で示されてあったりとかっていうところですね。分かりました。
〇記者
このポスターデザインのコンペで準大賞そして優秀賞に選ばれた方のポスターデザインは何かに御活用されていく予定はあるのか教えてください。
〇観光課長
準大賞、優秀賞の方について、賞金はございますが、ポスターとしてはこの大賞の作品を決定していくということになります。
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更新日:2024年06月12日