令和6年9月定例記者会見

更新日:2024年09月09日

2409定例記者会見市長

令和6年9月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。

動画配信

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配布資料

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会見録

【注意】市長、担当課及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

市長あいさつ

案件の説明に入る前に、今回、台風10号、日田市ではほとんど被害はございませんでした。避難にご協力いただいた市民の皆様に、まずは御礼を申し上げます。また、市外、県外で大きな被害が出ていることにつきまして心からお見舞いを申し上げます。

案件

日田林工高等学校「林業科」生徒の全国募集について(林業振興課)

〇市長

案件1、日田林工高等学校林業科生徒の全国募集についてご説明を申し上げます。

本件につきましては、大分県教育委員会教育長へ要望をしておりましたが、今月23日に開かれた県の教育委員会会議で、正式に全国募集を行うことが決まりました。具体的には、日田林工高等学校の林業科で、令和7年度の入学者選抜から全国募集を実施するという内容でございます。全国募集の募集人員については、9月公表予定の、令和7年度大分県立高等学校入学定員において発表され、来年4月に入学する生徒募集が行われることとなります。

日田市は、林業木材産業の歴史が古く、現在も数多くの産業集積が地域内に存在し、関係団体が互いに林業の振興に向けた協力関係を築いている、全国でも有数の林業地でございます。

そこに林業を志す高校生を全国から受け入れて、地域の関係者が一体となって担い手を育成するということは、大きな意義があるものと考えています。この意義、少し詳しく申し上げます。

まず日田市にとっては、林業科が存在する意義や重要性について改めて再認識する機会となりました。2つ目に、将来的な移住定住の可能性が高まり、未来の担い手となることが期待されます。

3つ目に、そういう生徒さんが、日田市を離れても応援してくれる関係人口としての繋がりも構築されることが期待されます。

次に、生徒さんにとってですけども、まずは、林業木材産業が集積した環境の中で、様々な人に支えられて、地域を題材・フィールドとして、探求活動、課外活動といった実践的な学びが受けられること。2つ目に、林業を志す意欲の高い生徒が全国から集まることにより、その刺激で生徒全体の学習意欲の向上に繋がること。関連しますけれども、新たな人間関係の構築や交流の拡大、コミュニケーション能力の育成、多様な価値観に触れることでの視野の広がりに、全国募集はつなげてくれると考えております。そして、日本の林業にとって、日田林工林業科から多様な人材が輩出されることで、全国各地の林業木材関連産業の一翼を担う人材の確保に貢献できると考えております。

日田林工が全国の多くの学生から選ばれる学校となるよう、地域や産業界、県教育委員会と一緒になって、活気ある魅力・特色ある学びの場として、魅力発信に向けて取り組んで参りたいと考えております。ご説明は以上でございます。

市長によるご長寿お祝い訪問(長寿福祉課)  

〇長寿福祉課長

長寿福祉課でございます。会見資料の3ページをご覧ください。

市長によるご長寿お祝い訪問について説明いたします。この訪問は、9月の敬老の日に合わせまして、市長が100歳を迎えられる市内在住の方を訪問し、お祝い品とメッセージをお渡ししているものでございます。今年度は9月に100歳を迎えられる方から、1名を訪問することとなりました。

訪問の日時につきましては、9月17日火曜日、午前10時30分、対象者のご自宅に訪問いたします。対象者につきましては、日田市天神町在住の森山スミ子様でございます。なお、取材につきましては、対象者のご自宅での取材は可能ですと、お返事をいただいておりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用などのご協力をお願いいたします。私からは以上でございます。

令和6年9月行事予定(総務課)

 3番の令和6年9月の行事予定表は、資料最後の予定表をご確認ください。

質疑応答

〇記者

林工の林業科の全国募集についてお願いします。要望から最短で、おそらく全国募集までたどり着いたかと思うんですけれども今後のことですね、実際に定員が発表されて願書の締め切りとかっていうのが、割とタイトなスケジュールかとは思います。実際に全国から志願者が来てくれるように、どういった取り組みを今後考えていますでしょうか。

 

〇林業振興課長

確かに時間的なタイトな状況で全国募集の決定をいただきました。これから全国募集に向けて来年の4月入学ということで非常に時間のない中ではありますけども、今林工とお話してる内容の中では、県内のすでに3校ほど全国募集をしている学校がございます。その中でも生徒さん方の住まいの関係が、一番心配されることとなっております。その辺りが行政側としてもどういったサポートができるか、この辺りをこれから林工と一緒に考えている状況でございます。

それから全国募集についてのPRの関係でございますけども、通常の全国募集でございますと、8月に東京、大阪、福岡に、PRをする相談会的なものを開催するのが通常の流れでございます。

ただ、今回は、そのスケジュール感にはちょっと間に合っていない状況がございますので、学校側それから県教委と一緒になって個別に周知を図る方法を検討しているといったような状況でございます。その際には、SNSであるとかホームページであるとか、そういった周知の方法が考えられるといったようなところでございます。

〇記者

このスケジュールというのは、大体想定されていたスケジュールだったんでしょうか、それともそれを上回るぐらいの、令和8年度ぐらいからなんじゃないかなとかっていうようなスケジュール感で動いていたのか、そのあたりはどうでしょうか。

〇林業振興課長

我々がこの全国募集に関わっておりました林業振興課として、最初の要望から、その時の反応、要望の際に教育長から当時の回答もいただいたところです。そういった温度感から感じますとですね、すごく早く結論をいただいたという思いはあります。ただ、全国募集をやるとなれば、いずれにしても早めに進めて、それからできるだけ学校側にも早くそういった全国募集の足並みをそろえて進めていくということの方が、効果が高いんだろうというふうに思っておりますので、非常にありがたい決断だと思っております。

〇記者

特色ある林業に関わる勉強ができるということなんですけれども、水害で被災して合宿とかをするログハウスみたいなところに行く道が今崩れてしまっているというふうな状況が続いているんですけれども、そこの復旧の見通しとか、来年度中の研修からはできるだとか、その辺りの見通しは今どうなっているんでしょうか。

〇林業振興課長

日田林工は、独自に演習林という形の研修施設をお持ちになっております。そこにアクセスする林道が被災をしておりまして、林道の復旧には7年度までかかる見通しが立っております。

ただ、こういった状況をお聞きした上で、そういった現地での実習にかかるフォローしていただけるところがございまして、実は、田ノ原公園の近くに、国の外郭団体の森林整備センターというところになるんですけども、そこが管理する山がございます。その山を実習の場所として活用いただけるように、林工側にはもう申し出していただいておりますので、そういったフォローの体制というのは、国や県、その辺りも含めて林工の研修ができるようなフォロー体制は今整えつつあります。

〇記者

あと全国募集のことについてPRを今後工夫しながらというふうなことだとは思うんですけれども、副市長もいらっしゃることなんですけれども、何かその辺りですごい広報もお上手だと思いますけれども、何か考えてらっしゃるようなことだとか、特命みたいな感じの役割だとか、そういうのは何か考えていたりしますでしょうか。

〇林業振興課長

全国募集をしてる学校というのは、以前の記者会見の中でもお伝えしましたように、全国で7校ほどございますが、そこもいずれも全国募集をしながらも、定員の充足っていうのはなかなか難しい状況があるというふうに聞いておりますので、そういった情報をどこに届けるかっていうのがやっぱり重要になってくると思います。ですから、先ほどホームページやSNSみたいなものでの情報発信っていうようなこともお伝えしましたけども、日頃の活動を、そういった媒体を使ってPRすることもちろんなんですけども、全国募集をするにあたって、誰に情報を届けるかっていうところ、その辺りがポイントになってくる気がしております。この辺りは副市長にもアドバイスいただきながら、やはり親御さんが何かしらの林業関係の仕事に就かれてるところであるとか、日田出身の山水郷土会みたいなそういう出身の方の関わりのあるそういったところにも発信できるといいなっていうな議論を今してるような状況でございます。

〇記者

市長からも、PRの方法で何かアイデアというか、コメントがあればお願いします。

〇市長

全国募集に向けて、PRが一番、当面重要だと思っておりますので、それにつきましては副市長にも相談をしながら、ホームページとかSNSは、すべての人にこう流すものですけど、もう少し関心のありそうなターゲットに絞って、広報するというようなことができないかということで、課長からも申し上げましたように、林業関係者の団体に向けての何か広報ですとか、林工の同窓会ですとか、どういうものが全国的に、そういうターゲットを絞った場合に使える手段としてあるかというのを、副市長のお知恵も借りながら、今検討してるとこでございます。

〇記者

林工の全国募集なんですけども、住まいのことを検討されるとおっしゃったんですけども、他の3つの高校ですね、県立高校なので、住宅の確保を県がやってるのか、それとも地元の自治体がやってるのかどうなんでしょうか。本来でいうと県立高校募集するんだったら県がやるべき話かなと思うんですけど。

〇林業振興課長

今県内3つの高校で全国募集をしているところのケースを申しますと、県の学校ではございますけども、そのあたりの住まいに対する支援みたいなものは、その自治体とか、関係者でフォローする体制を作っているところがございます。具体的に申しますと、久住高原農業高校は、地元の竹田市が寮を単独で整備しているといったような状況もございます。もう1つ、安心院高校につきましては、協議会を組織して、その協議会が、下宿などの金銭的な支援をするといったような体制もとっております。それから国東高校につきましては、こちらについては、姫島村とかの通学ができない子供たち、学校統廃合の絡みもあったというふうには聞いておりますけども、そういったことの流れで、県営の寮を整備したというようなケースがございます。それぞれの状況に応じて、対応してきているといったような実態でございます。

〇記者

前回とちょっとダブってしまうんですけども、具体的な数字が欲しいんですよね。要するに、例えば過去10年間の定員とその実際の入学者数の推移。それと、可能であればですね、国内に7校ですか、林業関係の全国募集がやってる、本年度の志願状況というか実績ですね。要するに言ってみればライバルっていうふうになるところなので、そこは今年度どういう状況であったか。あと、これも可能であればですが、県内の3校の今年度の実績。やればみんなが来るっていう話では多分ないと思いますので、そういう具体的な数字をちょっといただけると非常にありがたいです。

〇林業振興課長

まず3点ございました過去10年間の入学者とかの推移についてはですね、10年まではございませんけども、今お渡しできるのは平成30年以降の数字っていうのは、お渡しできます。それから全国7校の募集の本年度の実績こちらと、県内の3校のこと、今年度の状況というのはですねちょっと調べる必要がございますので、調べた上での資料提供という形でよろしいですか。

〇記者

はい、お願いします。

(進行)

ではまとまった資料につきましては後程、記者クラブ経由で各社さんに共有できるように対応させていただきます。

〇記者

一応確認なんですけれども、要望事項として具体的に実現したのはこの全国募集のみの状況ということでしょうか。寮とか他にもいくつか要望されていたことがあったかと思いますが。

〇林業振興課長

今回要望に対して前進した内容というのはもちろん林業科の全国募集が1点。それから、教職員の配置ということで、要望をしておりました。教職員の配置につきましては、今年の4月から林業専門教員の2名の配置ということで、早速、要望に対しての対応いただいたところでございます。それから教職員住宅に関しましても要望しておりまして、当時の回答の中では、現行のルールでは、入居資格が教員に限られてるといったような状況での回答いただいておりました。ただ、これにつきましては、現に教職員住宅も空きがあるようでございますので、そういった活用については、働きかけを継続してやっていきたいというふうには思っているところでございます。

〇記者

長寿のお祝いのことなんですけれども、対象者の方何人かいらっしゃるかと思うんですがその中でも今回の森山さんを選ばれた理由と、ご健康な方だとは思うんですけれども、そういったところをちょっとわかる範囲で、どういった生活をされてらっしゃるかとか、お願いします。

〇長寿福祉課長

今回、森山さんを選んだ理由でございますけれども、まず9月にお誕生日を迎えるられる方というところで、5名いらっしゃいました。その中で、コロナの感染拡大防止もございまして、ご自宅にいらっしゃる方で、さらに敬老の日は9月16日ですけれども、そのあとに、お誕生日を迎えられる方というところで、森山さんに決定をいたしました。

森山さんの状況としましては、今後、詳しい内容については聴き取りをするんですけれども、意思疎通ができる方で、100歳に今度なられるんですけれども、元気に過ごされてるというふうにはお伺いしております。

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