令和7年6月定例記者会見

更新日:2025年06月11日

2505定例記者会見市長

令和7年6月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。

動画配信

定例記者会見の動画を日田市公式動画チャンネル『Hita Tube』で配信しています。

6月の定例記者会見動画は、編集が完了し次第、公開します。

配布資料

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会見録

【注意】市長、担当課及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

市長あいさつ

みなさん、こんにちは。本日はご出席をありがとうございます。先日の第78回日田川開き観光祭につきましては、ご協力本当にありがとうございました。24日が大雨で、ほとんどの行事が中止になってしまいましたけれども、関係の皆様のご協力のおかげで、26日に順延された花火大会も無事に開催され、大きな事故もなく、たくさんの皆様に喜んでいただくことができました。本当にありがとうございました。

ただ鼓笛パレードが中止になって小・中学生の残念な思いが大変強く、何とか音楽大パレードに代わる発表の機会が欲しいとの声を、私も直接聞きましたし、校長先生も子どもたちから言われたようです。それで各学校で、再度の発表の機会について検討されて、すでに別の形で実施した学校もありますし、これから予定している学校もあるというふうに聞いております。また各報道機関におかれましては、ご取材いただけますようお願いをいたします。

それでも鼓笛パレード参加のすべての学校が集まって、多くの市民の前で発表するという、音楽大パレードのような形にはなりません。それぞれの学校がなさることですので。それで教育委員会とも相談いたしまして、今回、KCVのご協力を得て、各学校のパレードや演奏を撮影して、特別番組に編集して放映してもらうことといたしました。実際に参加校の子どもたちがすべて集まるわけではありませんけれども、番組上は参加校すべての子どもたちの鼓笛パレードや演奏が1つにまとめられて放映されますし、校区外の多くの市民の皆様にも見ていただくことができます。

今回、まず子どもたちが主体的に「残念だ、何とか発表の機会をもらえないか」と声を上げてくれたこと。そしてそれにこたえて、学校や保護者はもちろん関係の方々が熱意をもってすぐに動いてくれたこと。これは日田のまちの子どもたちへの温かさ、そして、「こどもまんなか社会」の1つのあり方が見えたように受けとめております。本当にありがとうございました。

さて、本日の案件は4件ございます。私からは2件目の令和7年度日田市職員採用試験の実施について簡単にご説明をいたします。

職員の確保は市民サービスを行う上での基本でございます。ただ、これは日田市に限らないことですけれども、採用内定辞退者、それから途中退職者など増加しまして、国も自治体も十分な職員が確保できていない状況にあります。市役所というと、何かお堅くてデスクワークばかりというイメージを持っておられる方もあるかもしれませんけれども、わくわくアイデアが集まる場所です。女性職員が現場で活躍できる場所でもありますし、有給や育休も取りやすい職場です。地元で仕事がしたい方、日田の力になりたい方に、是非、「市民とともに日田市をつくる」という選択肢があるということを伝えて、職員採用試験に応募してもらいたいと思っています。今回の募集では、新規卒業者の若い方だけでなく、社会人経験のある方は45歳まで応募できます。また、今回の採用試験以外にも、会計年度職員からの選考採用や、専門職の方の任期付採用もあります。入ってからも職業能力を伸ばすための様々な研修制度もあり、今度の議会には、大学等での学びや国際貢献活動のための休業制度を創設する条例案を上程することにいたしております。

是非、一緒に日田市役所で働きましょう。お子さんやお孫さんにも勧めてください。詳細については、担当部局から説明をしますので、よろしくお願いいたします。

案件

県外からの移住者数 日田市が3年振りに県内第1位 (商工労政課)                 

○商工労政課長

商工労政課からは資料1ページにあります、「県外からの移住者数、日田市が3年振りに県内第1位」についてご説明申し上げます。令和6年度日田市の移住施策を活用いたしました移住者数につきまして全体では218世帯、354人。そのうち県外からの移住者数が151世帯244人となっておりまして大分県内で県外からの移住者が第1位となったものでございます。

これまで平成28年度から令和3年度までの6年間、日田市が第1位となっておりまして令和4年、5年につきましては第2位、そして今回3年ぶりの7回目の第1位となったものでございます。なお県外からの移住者数のうち、福岡県からの移住者が最も多く、77世帯120人と、約半数を占めております。

日田市では移住促進を図るため、平成28年度から、各種補助事業による支援に合わせ、日田市の魅力や就業・就農、住まい、子育てなどの情報を一元的に発信するとともに、福岡市の方で開催されております移住イベントや、オンラインでの移住相談に対応しながら、取組を行っているところでございます。また、委託事業者や民間団体との連携を通して、移住前の方への移住相談会や体験ツアー、移住された方への移住者交流会等を開催しながら、移住を検討されている方へのサポートに力を入れておりまして、そのことが移住者の増加に繋がっているものと考えております。

今後も日田市の移住・定住に繋がるよう、日田市の魅力の発信、職場や地域でのハラスメント対策の強化、市内企業の雇用の拡大や、子育て施策の充実、移住支援情報等の発信によりまして、移住を希望する方に選んでもらえる自治体となるよう努めて参りたいと考えております。私から以上でございます。

令和7年度日田市職員採用試験の実施について (総務課) 

○総務課長

私から、令和7年10月1日採用試験、及び令和8年4月1日採用試験前期試験分の実施についてご説明をいたしますよろしくお願いいたします。資料の2ページの方をお願いいたします。

まず令和7年10月1日採用についてご説明いたします。応募期間、試験日時等は、記載の通りですけども、7月13日は1次試験でございます。採用職種につきましては、一般事務と土木技術職ということで採用人数については、いずれも若干名を予定しているところでございます。

次に、令和8年4月1日採用の前期試験についてご説明をいたします。応募期間、試験日時は記載の通りですけども、こちらも一次試験になりますが、市役所会場と、テストセンターが全国約350ヶ所ございますけども、そちらで、7月28日から8月4日まで、都合のいい日時で受験できるというふうにしております。

採用職種につきましては、一般事務それから、電気、機械、化学、土木技術、建築、林業、保健師、福祉心理、学芸員と、幅広い専門職含めたところで、採用の募集を行っております。

採用の人数につきましては、一般事務を除きいずれも若干名というところで予定をしているところでございます。

10月1日採用、それから4月1日採用前期のいずれも、採用枠につきましては、若年層枠と職務経験者枠というのを設定しております。若年層枠につきましては、高校新卒者を除く年齢制限のみで29歳までとしております。職務経験者枠につきましては、正規、非正規、自営業、フリーランス等を問わず、民間企業や行政機関等での職務経験が5年以上の方を対象に、年齢制限は45歳までとしております。試験の内容などの詳細につきましては、募集要項をホームページに載せておりますのでそちらの方でご確認をお願いいたします。

それから高校の新卒者につきましては、9月中旬頃に行います後期試験の方で実施予定としております。後期試験につきましては、広報ひた7月号でご案内を掲載する予定としております。

最後に、今年度、チラシとポスターを製作しておりまして、公共施設とか、駅などに設置することとしております。ポスターがこちらにございますけども、2種類用意しておりまして、手前側の青色の方が、市の関係機関等用と、赤色の方は学校等用っていうことで、掲示をしたいと思っているところでございます。また資料の3ページに、今回の6月号の広報ひたに載せた募集案内と、それから別に1枚お配りしていますA4のチラシも用意しております。なるべく視覚的にイメージが伝わるように、デザインを行いまして、あと募集要項の方にも表紙に職員の姿を載せたり、市役所で働くことをイメージしやすいようなPRというところで今回行っております。

市民とともに、日田市を創っていただける意欲溢れる方々のご応募をお待ちしているところでございます。私から以上です。

日田まつり振興会ポスターデザインの決定について (観光課)

〇観光課長

観光課でございます。日田まつり振興会ポスターデザインの決定についてご説明をいたします。資料は4ページをご覧ください。

日田まつり振興会では、これまでまつり振興会が主催する4大まつりの「日田祇園山鉾集団顔見世」、「日田天領まつり、千年あかり」、「天領日田おひなまつり」、「日田川開き観光祭」について、祭りごとにポスターデザインのコンペ審査会を開催し決定しておりました。

日田のまつりのイメージアップと、全国へより効果的に発信するため、昨年度から4大まつりを統一感のあるデザインとしたポスターに見直し、今年の5月16日にポスターデザインコンペ審査会を開催いたしまして、令和7年度のポスターデザインが決定いたしました。

ポスターについては、あちらに、4連貼っておりますが、あちらのデザインで今年は決定しております。

またこれまで、応募資格を市内の指定事業所に限定しておりましたが、応募資格を18歳以上で、市内に住所または事業所を有する個人、団体、事業者として、ポスター、チラシ等の制作及びその他広告の監修ができる方というふうに見直しております。また、審査員については、日田まつり振興会会長の椋野市長をはじめ、日田市出身で、福岡を拠点に活躍されているアートディレクターの梶原道夫さん。市内在住の有識者として、映画館シネマテーク・リベルテを経営されています原茂樹さん、市民代表でブリコラージュ会長の金崎礼乃さんに依頼し、選定を行いました。

今回10作品の応募がございまして、大賞は anaikim代表の穴井 優さん、準大賞は株式会社地元新聞社 古後由香里さん、優秀賞は、高瀬勝也さんが受賞されております。

審査員からの講評でございますが、「日田に新しい文化の風を起こせそうな予感を感じさせる」また、「このまちに合った歴史を感じさせる質感、色合い、ポップな感じがありながらも、日田の伝統も同時に伝わってくる」などの講評をいただいております。

大賞を受賞した作品を令和7年度ポスターのデザインと決定いたしますのでよろしくお願いします。私からは以上です。

令和7年6月行事予定(総務課)

令和7年6月の行事予定表は、資料最後の予定表をご確認ください。

質疑応答

〇記者

移住者が県内で1位になったというところに関してなんですけれども、これまたちょっと市長にもお伺いしたいんですけれども、この移住施策自体の、この評価についてはどういうふうに見ているのかということが1点と、あともう1つ、移住者の獲得についてはですね、国全体が減少する中で自治体で人の取り合いをしているっていうのは、ではないかというふうな批判の声も一方ではあります。

今後、日田市で取り組んでいるこの移住施策というのを今後も続けていくのかもしくはバージョンアップしていくようなものがあれば、またその辺の見解も含めて、ちょっと教えていただければと思います。

〇市長 

移住施策については先ほど課長が申し上げたような、移住支援に特化した施策の他に、日田市自体のまちの魅力を上げるとか、そういうことも含めて、日田に来ていただくように進めてきましたし、これからもそれは続けるつもりです。もちろんパイゼロサムゲームになってるんじゃないかというご批判もありますけれども、今日ちょうど合計特殊出生率の発表もございましたが、日田市は合計特殊出生率は、県内でも高いですし、もちろん全国に比べても高いので、日田市に特に若い世代が来てくれるっていうことは、全体の底上げにも繋がることだというふうに思っていますので、見直すことは考えておりません。引き続き、まちの魅力を高めて、来ていただけるようにしていきたいと思っています。

〇記者

ありがとうございます。あと、内訳がわかればなんですけれども、家族で来られている方が多いかと思うので、例えばどういった世代の方々が主に多いのかとか、そのあたりの分析をされていましたらお願いします。

〇商工労政課長 

移住につきましてはやっぱり若い世代の方、子育て世帯の方も結構いらっしゃいます。あとある程度企業で勤められて退職された方というこの2つの世代が大きいというふうに分析しておりまして、若い方につきましては、いろんな若い方用の加算などをやっていくことでより日田市に来ていただくような取組を行っているところでございます。

〇記者 

例えば何歳代から何歳代の方が何世帯だとか、何人だとかそういう表現ができたりするものがありますかね。後程でも結構です、もしあればお願いします。

〇商工労政課長 

それでは後程、お答えさせて頂きます。

〇記者

ポスターデザインの件についてなんですけれども、集団顔見世のポスターに関連することです。

ここ何年か、すべての山鉾が揃うということがなくなってきております。今年も豆田の下町は集団顔見世は来ないというふうなことで聞いております。そういった事情を受けて、例えばポスターをデザインする時にですね、過去にはすべての山鉾が揃ったようなデザインのポスターもあったかと思うんですけれども、そういった表現じゃないような表現をしてもらうとか、山鉾が揃わないことで、デザインの選択肢を何かしら制限するような、そういったことに繋がってきているかどうかというふうなことを教えてください。

〇観光課長

まず集団顔見世について、今おっしゃったように下町の方がというお話を聞いておりますが、この辺は地元の町内からと説明があると思われます。それが揃わないことによって、発信を変えるとかそういった考えはございません。日田に残っている祇園の伝統を、やはり広く多くの方に知ってもらいたいというコンセプトで考えておりますので、今まで通り、ユネスコを獲った日田祇園の伝統とか、まちの文化、こういったものをしっかり発信して、観光誘客につなげるような取組をしていきたいというふうに考えております。

〇記者

一応確認ですけれども8町、9町、山鉾がそろったようなデザインはちょっと遠慮してくださいとかそういうことは今回のコンペではやってないということですね。

〇観光課長

 はい、しておりません。

この記事に関するお問い合わせ先

日田市総務企画部 企画課 広報・広聴係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所6階)
電話番号:0973-22-8627(直通)
ファックス番号:0973-22-8324


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