ウクライナからの避難者への支援

更新日:2023年06月19日

ウクライナからの避難者受け入れの表明

日田市は、令和4年3月23日、祖国から避難を余儀なくされたウクライナの方で、本市での生活を希望される避難者の受け入れを行うことを表明しました。

市長コメント

ウクライナとは、東京2020オリンピックの開催に先立ち、フェンシング・エペ競技ウクライナ代表の事前キャンプ地として本市で受け入れたご縁があり、これまでも友好な関係を築いてきました。

今回の事態で、祖国から避難を余儀なくされ、苦しみや悲しみの念を抱きつつ、縁あって、この日田市で安心・安全を求めた生活を希望される方がいる場合は、心温かく迎え入れ、微力ながらできるだけの支援を行い、少しでも力になりたいと思います。

支援内容

  • 市は、当面の支援として、避難者が希望した場合に公営住宅を提供します。
  • 市は、避難者や関係者等に対して、国等からの支援情報の速やかな提供とそれに応じた支援を実施していきます。
  • 市は、避難者の受け入れに当たり、民間団体等と連携していきます。
  • 市は、避難者の困りごと等に応じた対応を随時検討していきます。

受け入れの実施

  • 市はNPO法人リエラと連携し、ウクライナからの避難者を受け入れ、生活支援を開始しました。
    【令和4年4月10日 本市に到着】 6名(女性5名、男性1名)                 

 

  • 令和5年2月15日に、本人の希望で2名(女性1名、男性1名)がウクライナへ帰国されました。
    【令和5年2月16日以降】 4名(すべて女性)

 

  • 令和5年6月15日に、4名全員が本人の希望でウクライナへ帰国されました。
    【令和5年6月16日以降】 0名

日田市による支援の概要

住宅の提供

市の管理する住宅を無償で提供します。

  • 現在の提供戸数 2戸(ともに3DK:約60平方メートル)

上下水道料金等の免除

上下水道料金等(水道料金、下水道使用料、開閉栓手数料)を免除します。

インターネット環境の整備

モバイルWi-Fiルーターを無償で貸し出します。

  • 現在の貸与台数 2台

健康支援

来日後、市の保健師による健康観察や保健指導を行い、持病や体調不良のある方は、市内医療機関のご協力により診察・健康診断等を無償で行っていただきました。

就労支援

ハローワークと連携し、就労支援を行います。

  • 現在、就労可能な特定活動の在留資格を取得した方は全員、市内の事業所に就労されています。

児童への教育支援

避難してきた方々の中には小学生がいます。市内の小学校に通い、日本の子どもたちとの交流を図っています。

  • 市内小学校での受け入れ人数 3名(現在2名)

授業用タブレットを一人につき2台(ウクライナで通っていた小学校のオンライン授業用1台、市内小学校の授業用に1台)無償で貸し出します。

  • 貸与台数 6台(現在4台)

日田市に避難している方々は、「戦争が終わったら、ウクライナに帰りたい」と望んでいます。しかし、情勢が安定するまでの避難生活は長期化することが予想されます。そのため、小学校で日本語の学習機会を提供します。

  • 週2回の日本語学習

「ウクライナ人道支援金」募金箱の設置

NPO法人リエラと連携し、ウクライナの人々の人道支援を目的とした「ウクライナ人道支援金」の募金箱を設置しています。

民間企業等からの支援(敬称略、順不同)

  • 生活協同組合コープおおいた(3か月間の食材等無償支援等)
  • 日田ロータリークラブ(入居する市営住宅へ家庭用エアコンを2台設置)
  • ソフトバンク株式会社(スマートフォンの無償貸与)
  • 一般社団法人 日田市医師会
  • 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 大分県済生会日田病院
  • 医療法人上舟会 上野眼科医院
  • 株式会社大分銀行日田支店若宮支店

そのほか、多くの方々から様々なご支援、ご協力をいただいています。

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日田市 総務企画部 総務課 行政係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所4階)
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