任意予防接種の種類と実施方法

更新日:2023年11月20日

おたふくかぜワクチンについて

市では、ワクチン接種の経済的負担を軽減し、子供の健やかな成長を促進するため、予防接種法では定められていない予防接種(任意予防接種)のうち、「おたふくかぜワクチン」の予防接種を行政措置予防接種とし接種費用を助成します。

おたふくかぜは、伝染力の強いムンプスウイルスによって起こる発熱と耳下腺の腫れを特徴とする病気です。ウイルスが全身の臓器や神経組織を侵して無菌性髄膜炎・脳炎・難聴・睾丸炎等の合併症を起こしますので、軽視することはできません。 そのため、ワクチンによる予防が大切です。

【注意】日田市が独自で行う任意予防接種(行政措置予防接種)によって重篤な健康被害が起きた場合は、全国市長会予防接種事故賠償補償保険による救済の対象となる場合があります。

対象等について

【対象者】 日田市に住民票を有する生後12月から生後36月に至るまでの間にある者

【接種回数】 1回

【個人負担額】 原則無料

  • 医療機関を受診する際は、必ず「母子健康手帳」を持参しましょう。
  • 体調の良いときに受診してください。
  • 予診票は、市内の実施医療機関、又は市健康保険課の下記窓口に備え付けています。

市内の実施医療機関で受ける場合

下記の実施医療機関に事前に予約し、予防接種を受けてください。

実施医療機関一覧
医療機関名 所在地 電話番号
  麻生小児科医院   日田市淡窓2丁目 0973-24-2323
  大分県済生会日田病院   日田市清水町 0973-24-1100
  奥平医院   日田市中津江村栃野 0973-54-3021
  こじかこどもクリニック   日田市清岸寺町 0973-28-8771
  下飛田小児科   日田市中央1丁目 0973-24-1148
  日田市立上津江診療所   日田市上津江町川原 0973-54-3001
  日田市立東渓診療所   日田市天瀬町合田 0973-57-2500

市外の医療機関で受ける場合

おたふくかぜワクチン接種については、里帰り等で市外の滞在先で予防接種を受けた場合は、一旦、自己負担をしていただきますが、後日償還払いにて接種費用を助成します。

1.予防接種実施依頼書の発行申請

事前に予防接種実施依頼書を発行する必要がありますので、予防接種を受ける前に発行申請書に必要事項を記入していただき、下記担当へ提出してください。

2.予防接種の実施

予防接種実施依頼書の交付を受けた後は、各自で予防接種の予約をしていただき、医療機関等の窓口へ実施依頼書を提出し接種を受けてください。

接種費用については、一旦、自己負担をしていただくことになります。接種費用や支払い方法については、医療機関等へ確認してください。

3.接種費用の助成申請

接種費用の助成申請(請求を含む)は、次の書類を提出していただきます。

  1. おたふくかぜワクチン接種費用助成金交付申請兼請求書(下記ファイルを使用してください)
  2. 接種に関する領収書(ワクチン名、接種料金、接種日、医療機関名等が明記されていること)
  3. 母子健康手帳、予防接種済証その他予防接種の記録が記載されているものの写し
     
  • 市は、申請兼請求書を受理した後、内容を審査し、助成金額を決定します。
  • 助成金額の決定においては、市が定める金額と実際に支払った金額を比較し、低い金額を助成金額とします。よって、実際に支払った金額よりも低い金額が助成金となる場合もあります。
  • 対象期間を経過して実施した接種など、行政措置予防接種以外の扱いとなる接種については、本助成の対象外となります。
  • 市は、助成金額を決定したときは、予防接種費用助成金決定・却下通知書により保護者にその内容を通知します。

接種前、接種後及び副反応の注意事項

接種前、接種後及び副反応に関する説明や注意事項については、下記のファイルをご覧ください。

帯状疱疹ワクチンについて

  • 帯状疱疹は、水ぼうそうを発症した際にウイルスが体内に残り、免疫力の低下などがきっかけとなり発症する病気です。原因となる水痘、帯状疱疹ウイルスに対しては、成人のおよそ9割の方が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。
  • 帯状疱疹ワクチンは任意の予防接種のため接種する場合は個人負担となります。(日田市は費用助成を実施しておりません)

帯状疱疹の予防方法

ストレスを溜めずに健康的な生活を送ることです。バランスの取れた食生活・十分な睡眠時間・適度な運動をこころがけ免疫力が低下しないように、日ごろの体調管理が大切です。

帯状疱疹の治療方法

帯状疱疹は外来で治療されることが多く、抗ウイルス薬の早期投与が効果的だと言われています。症状が出現したときは、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

帯状疱疹ワクチンの種類

帯状疱疹ワクチンは2種類(乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)あります。効果や接種対象などにちがいがあるので、かかりつけ医にお問い合わせください。

任意接種における健康被害の救済措置について

帯状疱疹ワクチン・おたふくかぜワクチンは任意予防接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、非接種者に健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。詳しい内容は下記アドレスを参照ください。

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 福祉保健部 健康保険課 保健医療係
〒877-0003 〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所3階)
電話番号:0973-22-8370(直通)
ファックス番号:0973-22-8315

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