東京オリンピック・パラリンピック施設への日田材提供の取組み

更新日:2023年02月01日

「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」

日田市は、平成29年9月に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が募集した、「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」に応募し、部材協力者として選定されました。

このプロジェクトは、大会を盛り上げるとともに、環境に配慮した持続可能な大会を実現するため、全国63の自治体から提供された木材を使用し選手村ビレッジプラザを建築し、大会終了後は解体された木材を各自治体に返却し公共施設などでレガシーとして活用するものです。日田市は約13立方の木材を提供しました。

このプロジェクトへの参加を通して、国内外へ日田材のPRや林業の活性化に寄与したいと考えています。

これまでの取組み

感謝状贈呈式

贈呈式の写真

日時 平成29年11月24日

場所 東京都港区

プロジェクトに参加する全国63自治体に組織委員会より感謝状が贈呈されました。

日田市からは大塚副市長が参加しました。

提供木材出発式

木材出発式の写真

プレカット工場への出発式

日時 平成31年3月27日

日田市内で製材加工した木材が二次加工を行う大分市のプレカット工場へ出発しました。

出発式の写真1

東京への出発式

(木レンジャー)

日時 令和元年7月30日

プレカット加工を終え、共同で出荷する大分県・佐伯市とともに出発式を行いました。日田市内の小学生6人で作る「日田木レンジャー」が歌と踊りで会場を盛り上げました。

 

完成内覧会

内覧会の写真1

関係者内覧会

日時 令和2年1月29日

東京都中央区晴海に建設された選手村ビレッジプラザの関係者内覧会が開催され、村井副市長が参加しました。5つある施設のうち、日田材はインフォメーションや銀行等が入る建物の柱、梁、床材として使用されています。大会期間中は、世界中の人々に日本の木の良さを感じてもらえると期待しています。

施設の写真

ビレッジプラザ外観

日田材の写真

ビレッジプラザの日田材

令和4年度の取組み

返還された日田材の活用

約6立方メートルが令和3年12月に返還されました。
返還された日田材の活用方法については、大会のレガシー(遺産)として残すため、その活用策及びデザインについて、市内外の皆様から広く「アイデア」を募集し、「顔の見える日田材の家づくり等推進協議会」に諮った結果、”東屋”、“ベンチ”、"下駄"への活用となりました。


【注】ベンチについては、竹田公園、大原総合体育館、大原テニスコート、複合文化施設AOSEに設置しました。

返還された日田材を再利用した東屋(竹田公園)

・場 所 : 日田市若宮町 竹田公園(せせらぎ水路のそば)
・寸 法 : 9.22平方メートル(幅6.3m×奥行1.8m/1.35m)
・完 成 : 令和4年11月中旬

東屋前面

東屋背面

せせらぎ水路

返還された日田材

東屋ベンチ

東屋焼印

東屋内部

木製看板

ベンチ(アオーゼ)

ベンチ(大原総合体育館)

ベンチ(大原テニスコート)

日田下駄

日田下駄

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 農林振興部 林業振興課 林業振興係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所3階)
電話番号:0973-22-8362(直通)
ファックス番号:0973-22-8246

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