令和3年9月定例記者会見

更新日:2021年09月08日

令和3年9月定例記者会見の様子

令和3年8月30日 市役所庁議室

令和3年9月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。

 

 

動画配信

定例記者会見の動画を日田市公式動画チャンネル『Hita Tube』で配信しています。

9月の定例記者会見動画は、下記リンクをご覧ください。

配布資料

関連リンク

案件

会見録

【注意】市長及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

新型コロナウイルス感染症情報―現在の感染状況、ワクチン接種状況―(健康保険課)

現在の感染状況とワクチンの接種状況についてお知らせします。

まず、感染状況を表にしています。年代別の感染状況です。10歳未満から80歳以上まで、10歳きざみで表を作っています。左側が令和2年4月1日から令和3年6月30日までの人数と構成割合、そして右側が令和3年7月1日から8月29日までの人数と構成割合を表しています。まず左側の特徴的な部分だけ説明します。令和2年4月1日から令和3年6月30日までで、合計177名が新型コロナウイルス感染症の陽性者となっています。特徴的に多いのが、30代が35人陽性となっています。構成割合でいきますと、177分の35で19.8%となります。それと50代が16.9%、80歳以上が18.6%となっています。80歳以上がかなり多いことが見てとれます。それから右側が令和3年7月1日から年8月29日までです。この間で90名が陽性となっています。特徴的な部分でいきますと、10歳未満が10人で11.1%、10代が13人で14.4%、20代が22.2%となっています。それから、少ないほうですけれども70代は1人で1.1%、80歳以上が2人で2.2%となっています。左と右で比べていただければ分かるかと思いますが、30代以下が6割以上を占めていて、若い方がかなり感染してるというのが見てとれます。逆に高齢者は、80歳以上はかなり減っています。70代もかなり減っています。あとは、県外で感染した人から家族に感染しているようなケースが多い、感染経路不明者も増えているということが分かっています。連日感染者の発表が続いています。直近1週間、8月23日から8月29日の1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が36名となっています。感染症病床なども不足して医療提供体制がひっ迫するおそれがあります。そういう感染状況となっています。

続きまして、ワクチン接種状況は下側の表になります。8月29日現在の接種状況です。全対象12歳以上の人口は58,469人で、1回目の接種を終えた方が35,080人で接種率が60%となっています。2回目は31,036人で53.08%となっています。その内訳になりますが、65歳以上23,454人に対しまして、1回目を終えた方が21,541人で91.84%、2回目が21,156人で90.2%となっています。60歳以上64歳以下は1回目が81.91%。2回目が67.37%。12歳以上59歳以下は1回目が32.32%、2回目が22.47%となっています。現在、若い方に接種をしているところですので、若い方は今後伸びてくるものと思います。できるだけ若い方も接種をしていただきたいと考えています。60歳未満の方の接種については、現在予約を受付けていますが、集団接種会場であれば9月末まで、ネット又は電話で予約を受付けています。ホームページ、それからチラシを配っていますが、ネット・電話で予約をお願いします。医療機関の個別接種については、それぞれの医療機関で異なりますので、そちらに電話して予約をお願いします。それから接種時期ですが、集団接種は12歳以上が9月中旬から26日まで。そこが一杯になれば10月18日以降となります。接種は、今予約すればこの時期に接種できるということで書いてます。土日も含めてずっと接種しているところで、9月26日以降も前の段階の2回目の接種等もしていますので、その間は接種出来ないとかそういったことではありません。個別接種は各医療機関でそれぞれ異なりますので確認をお願いします。予約状況やワクチン供給量の状況によって予定が変更になる場合もあります。接種計画はワクチンの供給量に合わせた接種計画の見直しを行い、当初「10月末まで」としていました集団接種の終了時期を、「11月末まで」に変更しましたが、国からのワクチン供給の目途が立っていますので、11月末と言わずにできる限り前倒しするように取組んでいきたいと思います。

接種スケジュールは、資料3ページに表にしています。上から医療従事者、高齢者施設の入所者・従事者、75歳以上の高齢者、65歳以上75歳未満の高齢者、3番目が基礎疾患を有する方、高齢者施設等に従事する者、60歳以上65歳未満、それから県の要請による優先接種のこども園や保育園の保育士、放課後児童クラブ支援員等、小・中学校の教職員、特別支援学校の教職員、高校3年生等、高等学校教職員も入れています。それから建設業協会の職域接種。最後に12歳以上60歳未満の方々の接種となっています。右側にそれぞれどの時期に接種していくかを矢印で書いています。今の時期、8月の終わりでしたら高校3年生、12歳以上60歳未満の方を主に接種を進めているところです。それから「市民のみなさまへのお願い」というチラシです。これは、今、感染が広がっていますので、市民の皆様に感染症封じ込みに向けたお願いをするために作っています。不要不急の外出を自粛していただきたい。会食についてはマスク会食・短時間・小人数でお願いしたい。職場や学校では基本的な感染対策を引き続きお願いしたい。という内容のことを書いています。感染者の状況等もグラフで書いています。裏面はQ&Aという形です。以上です。

 

第27回水郷ひたチャレンジウォーク参加者募集(スポーツ振興課)

第27回水郷ひたチャレンジウォークを行います。今年度も昨年同様に日田市民に限って大会を開催します。参加者は、事前に1週間前からの健康検温表を、当日提出いただくこと。また、開会式やおもてなし等については、極力簡素化を行いまして、密にならない取組みを実践した上で開催します。期日は令和3年11月7日の日曜日、受付時間は午前9時から10時。受付後に随時スタート、ゴール終了は14時30分を予定しています。会場は、日田市陸上競技場が受付会場になります。距離は3コース、昨年は1コースだけでしたけども、今年度は3コースで実施します。募集期間は、9月1日から9月30日の間で実施します。現在、コロナ感染症が拡大していますが、今後、また感染状況によっては中止することもあり、また要綱を見直して、お知らせすることになります。以上です。

 

質疑応答     

進行

それでは以上、2つの案件について質疑応答に入ります。質問がございましたらどうぞ。

記者

職域は建設業界だけなんですね?

健康保険課長

建設業協会さんが職域接種をする以外は、キヤノンさんは日田市にも事務所がありますけれども大分市で接種しますし。日田市では建設業協会さんだけですね。

記者

他に動きはないですか?

健康保険課長

他の動きは聞いていません。

記者

今のところモデルナの何か報告とかありますか?

健康保険課長

聞いていません。

記者

コロナに関連して、先日の県の定例会見で、日田でも宿泊療養施設を確保するという話があったと思いますが、中津・大分は9月1日からという話でしたが、日田については現段階でどういう話になっていますか?

健康保険課長

県と医師会とで協議しながら、今ホテルの関係と体制をどうしていくかというような協議をしてるということは聞いていますけれども、具体的に施設がどことか、そこまでは聞いていません。

記者

ホテルの確保の調整についても主に県と医師会で、市はあまり関与しないんですか?

健康保険課長

そうですね。県が主にやっています。ホテルはどこにするかというのは県で、市は何か調整があればすることはありますが、今のところは特にはないです。

記者

どれぐらいに開設できそうだとか、目途とかもまだ連絡が来てない状況ですか?

健康保険課長

具体的に何日ぐらいというのは聞いていません。できるだけ早くしていただきたいとは思っていますけれども。

記者

感染状況が、年代が若年層に偏り始めていることをどう分析して、その理由は何かということが一点と、病床、医療提供体制がひっ迫する恐れとありますけれども、現段階の日田市の医療体制がどうなっているのかということを教えてください。

健康保険課長

まずワクチン接種ですが、高齢者が進んでいますので高齢者の感染者が減ってきたのではないかと思われます。ですから若年者は逆にまだこれから接種になります。そういったことがあるかと思います。それから、コロナの株がデルタ株ということになってますので以前とはちょっと変わってきたのかなというところがあると考えます。それからもう1点、感染症病床につきましては、医師会長さんのこの間の話の中では済生会さんが病床を増やしながら、最初4床でしたけれども24床、それから今現在30床、済生会さんにはあるということは聞いています。7割ぐらい埋まってるという話はこの間KCVさんの放送の中でも話してました。陽性者が多いときは9割、92%ぐらいいたということですから、クラスターでも発生すればすぐに病床は埋まるくらいだと、そういった心配はあります。

記者

日田市内で30床あって、そのうち7割近くが埋まってる。そういう表現でいいですか。

健康保険課長

医師会長さんも言われてましたけれども、日田市内で33床ということでは聞いています。

記者

市内33床で、現在7割近くが埋まっている。

健康保険課長

済生会の病床が30床あって7割近くはもう埋まっているということで、この間は話をしていました。8月23日ぐらいでもう70%ぐらい。

記者

最新のデータは無いんですか? 1週間前ですね、これは。

健康保険課長

そうですね。こちらではデータは分かりませんので、最新の分は持っておりません。

記者

もう一点、県外で感染した人が家族に感染させるケースが多いということですが、日田市は独自で大分県が発表する居住地が県外の陽性者を、ホームページで「日田市で感染が確認されました」と発表されてますけれども、これについて県外感染者というのは何人ぐらいいらっしゃるんですか?

健康保険課長

日田市でこれまで、トータル15人ですね。県外で接触された方が15人いるということです。県外で日田市の方がどれだけいるかっていうのはこちらでは分かりません。日田の方が県外に行って日田で陽性になったという方が15人。

記者

居住地が県外にあって日田で感染が確認された方ではなくて、日田市在住の方で県外で接触があったというのが15人ということですか?

健康保険課長

接触状況が県外由来というか。

記者

県がこれまで「県外」って発表されていた例えば3人とか6人とかいて、ホームページ上でこの方たちは日田で感染が確認されて、日田の医療施設に入っている方も独自で発表されてるじゃないですか?ここ2週間ぐらいですかね、この方たちが何人いらっしゃるとかっていうのはまとめてないんですか?

健康保険課長

はい。それを最初からまとめてるということではありません。途中からですね、カウントし出したのは。

記者

それは一応日々発表するけど、まとめてないということですか?

健康保険課長

はい。日田市では県外の方の把握をしてなくてですね、8月途中からですけれども、県外の方が日田市の医療機関、済生会さんとか感染症病床を使って入院されているっていうのがかなり増えてきたので、カウントするようにしたわけです。

記者

はい。分かりました。

記者

関連なんですが、最近乳幼児とか児童とか小さい子供が結構感染してるけど、この子たちも基本的には一旦入院ということですか?

健康保険課長

乳幼児の場合入院するかどうか、お母さんがどうなってるかというのがあるかと思います。入院するかどうかというのは県が御本人(保護者)と話しながら決めていると思います。といっても乳幼児であれば、家でという場合が出てくる。そういうことはいろんなケースがあると思います。

記者

第4波の際の病床使用数が大体50数床いったと思うんですけど、一応今のところそこまでは、第4波ほどひどい状況ではないという認識ですか?それとも病床数はこれから50何床まで増やせるキャパはあるという認識ですか?

健康保険課長

今ですね、済生会さんが当初4床だったものを増やして現在30床です。前回の4波のときは51床までしていただいてるんですけど、なかなかそこまでは今回増やすのは厳しいという話は聞いています。済生会さんは30床ということで今は聞いています。

記者

30床で臨界点というか限界な訳ですね。現状では。

健康保険課長

そうですね。聞いているのは30床。30床以上はちょっと厳しいということは聞いています。

 

進行

他に質問はございませんか。それでは次にお知らせは1件だけ、9月の行事予定です。行事予定の内容は、資料最後の予定表の確認をお願いいたします。

進行

それでは本日の内容全般について、質問がございましたら。

記者

チャレンジウォークなんですけども、これは中止の尺度というか、どういうことまで、こういう条件だったら中止を判断するっていうのを何か想定をされてるんですか?

スポーツ振興課長

そうですね、10月の中旬ぐらいを目処に、大分県内に蔓延防止等の処置が出た段階で中止を改めて実行委員会で判断をするということを、実行委員会内部では決めております。

記者

10月中旬ごろに開催可否の判断で、9月中はどういう状況でも募集をするということですね。

スポーツ振興課長

はい。11月の初めの事業です。一応希望も、やはりやってほしいなという声もあるということですので、実施する方向で今準備を進めています。

記者

日田市独自で感染状況がひっ迫していくとかしても、「まん防」でなければやれるという・・・。

スポーツ振興課長

そこについてはまたその段階で、実行委員会で判断します。

進行

他にございませんか。それではこれをもちまして令和3年9月定例記者会見を終了します。お疲れさまでした。

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