令和3年10月定例記者会見

更新日:2021年10月06日

令和3年10月定例記者会見の様子

令和3年9月30日 市役所庁議室

令和3年10月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。

 

 

動画配信

定例記者会見の動画を日田市公式動画チャンネル『Hita Tube』で配信しています。

10月の定例記者会見動画は、下記リンクをご覧ください。

配布資料

関連リンク

案件

会見録

【注意】市長及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

新型コロナウイルス感染症情報 ―現在の感染状況、ワクチン接種状況―

まず感染状況ですが、感染状況を年代別の表にしております。10歳未満から10代、20代、30代そして80歳以上までとなっています。左側が令和2年4月から令和3年6月30日までの人数と構成割合、右側が令和3年7月から令和3年9月27日までの約3か月間の人数と構成割合です。まず、令和2年4月から令和3年6月30日までが総計177名となっております。それに対しまして令和3年7月から令和3年9月27日までが114名となっております。乳幼児というか若い方、30代以下の方が6割近くを占めております。家庭内での感染、それから感染経路不明者の方も多い状況となっております。一時期児童生徒の感染者が増えましたが、ここ直近1週間9月21日から27日の新規感染者数は2名となっておりまして、落ちつきを見せているところです。

続きまして、新型コロナウイルスのワクチン接種の状況についてお話します。9月27日現在ですが、対象者は12歳以上の人口58,469名。1回目の接種を終えた方が45,493名で接種率は77.81%、2回目の接種人数は37,171人で接種率は63.57%。その下が、それぞれの年代ごとの内訳になっております。まず、65歳以上は1回目が92.79%、2回目が91.43%となっております。9割以上の方が高齢者は受けているというところです。60歳以上64歳以下は1回目が88.28%、2回目が83.43%ですから、ほぼ2回目まで受けてるかと思います。その下40歳以上59歳以下は1回目が77.78%、2回目が51.33%となっております。19歳以上39歳以下は1回目が55.66%、2回目が31.71%。16歳以上18歳以下は1回目が51.67%、2回目が23.74%、そして最後に、12歳以上15歳以下は1回目が30.96%、2回目が6.38%となっております。ご覧のとおり、若年者は接種率が低い状況となっております。そして若年者は1回目と2回目の率の差がありますので、これから2回目を受ける方もかなりいらっしゃるということです。

続きまして、時間外接種の実施です。接種券は12歳以上の対象の皆さんにお配りしておりますが、若者・現役世代の接種率向上を目的に、集団接種会場での接種を時間外に実施したいと考えてます。若い方につきましては、特に仕事や学校の都合もありますので、時間外の接種の時間を設けることにしました。接種日時ですが、1回目が10月18日月曜日、20日水曜日、22日金曜日、23日土曜日となっております。2回目接種が3週間後となりますので11月8日、10日、12日、13日を予定しております。募集数は全部で600人程度ということで、4日間に分けて実施しますので1日当たり150人程度ということになります。ワクチンにつきましては、現在打っているファイザー社製です。実施の時間ですが午後6時半から8時半までとなります。予約の開始は10月7日の午前9時から開始いたします。インターネット、もしくは電話での、申込みを受け付けします。これにつきましてはホームページ、広報で周知するようにしてます。それから、先ほどお配りしました、まだ未接種の方に勧奨のハガキを出しております。これにも時間外接種のことを書かせていただいております。

最後に、集団接種会場での接種終了です。集団接種会場につきましては、5月からアオーゼで接種を開始しておりますが、これを11月21日で終了予定としております。集団接種を希望する方につきましては、10月中に1回目の接種を受ける必要がありますので、10月23日までに予約をお願いしたいと思います。なお、11月以降はコロナワクチンの接種相談窓口の電話番号が変わりますが、こちらに電話をいただきますと、市内の医療機関で接種できるようにご案内いたします。これにつきましても広報10月15日号と11月1日号。それからホームページでも周知する予定としております。以上です。

 

窓口支援システムを導入します

これまで住民異動を行う場合は、お客様に住民異動届の必要事項を記入していただいておりましたが、このシステムの導入によりお客様が住民異動届を記入する必要がなくなりました。運用開始は10月1日、明日からでございます。システムを利用する部署は、市民課と異動日に市民課から案内することが多い、健康保険課、長寿福祉課、こども家庭相談室の4つの課となっております。システムの内容ですが、まず4ページをご覧ください。こちらが住民異動届の様式になります。これまでは、上段のようにお客様が異動届に必要事項を記入した後、窓口で職員が本人確認と詳細を聞き取り、修正や不足分の追加記入を行っておりました。運用開始以降は下段のようにシステムによって異動届が作成されます。転入してきた場合は、持参した前住所地からの転出証明書をOCRで読み取り、住所や氏名などが反映され、各保険などの必要事項については、聞き取りにより職員が入力を行います。転出や転居、世帯主変更などの場合は、住基システムから市民を検索し、異動届を作成します。その場合、新しい住所地などで職員の聞き取りが難しい部分が生じる場合は、一部記入をお願いすることもございます。最後に作成した異動届を画面上で確認していただきます。この青い部分ですね、これが今まで手書きだった部分になります。内容に間違いがなければ、電子サインをいただきます。次の5ページは確認していただいた異動届をもとに作成された、他課での必要な手続の案内になります。お客様にはこれを持ってそれぞれの課に行っていただきます。そして、その課がこの案内書を基に必要な書類を作成することになります。その場合も異動届の情報によりまして、申請書には住所や氏名などが反映されますので、その他必要な情報を記載していただくだけということになります。次の6ページになりますが、こちらは市民課で異動届と同時にいろんな証明書を取る場合のものですが、その青い部分のように、氏名などの情報と黄色い部分の電子サインが反映されることになります。7ページは他の課の例ですね、こども家庭相談室の児童手当などの申請書を使っておりますが、こちらにもこのように、青い部分に情報が反映されますので、お客様の記入の負担は軽減されることになります。そのほかには記入時間や聞き取りによる申請等がなくなることから、お客様の庁舎内での滞在時間が短くなるということで、密を避ける感染症対策にもつながると考えております。以上です。

 

日田市学校給食費の減免

今回、新型コロナウイルス感染症の影響によって家計が急変した保護者の経済的負担軽減を目的としまして、申請により令和3年度第6期、10月以降の給食費を減免いたします。児童生徒1人当たりの減免の額は、小学校が25,200円、中学校1・2年生が28,200円。中学校3年生は3月分の納付がありませんので、10月から2月分となり23,500円となっております。減免の対象者についてですが、まず、日田市内の小・中学校に通学する児童生徒の保護者であること。そして、こども未来課・こども家庭相談室の制度で「日田市低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金のひとり親世帯と、ひとり親世帯以外」というのがありますが、それぞれ、家計急変っていうところの給付金の支給対象者ということにしております。家計急変といいますのは、新型コロナウイルス感染症の影響によって、収入が減少したことが条件となっておりますが、ひとり親であれば、児童扶養手当受給者と同様の所得水準にある方。ひとり親以外であれば、市町村民税の均等割が非課税相当の収入となった方が基準となっております。今回はその給付金の支給決定通知の写しを添付の上、申請していただくことで、減免の対象者といたします。保護者への周知につきましては、ホームページにも掲載いたしますが、10月6日の校長会で説明した後に市内小・中学校の保護者全員に学校を通してお知らせの文書を配布いたします。申請期限は令和4年の2月28日としております。以上です。

 

質疑応答

進行

それでは以上3件の案件につきまして、質疑応答に入ります。ご質問ございましたらどうぞ。

記者

コロナワクチンの時間外の実施状況について、他の市町村で時間外っていうのはどういう状況なのか。それから、ちなみに時間内というのは何時から何時まで?

健康保険課長

県内の他市の状況につきましては大分市、別府市、佐伯市、杵築市、県庁の県ワクチン接種センターが実施しています。それから時間内ですけれども、現在午後1時半から4時半までとなっています。

記者

ワクチンの件なんですけども、若者・現役世代ってのは大体どれぐらいの年齢を想定してらっしゃるのか?この方たちは想定より接種が進んでないということでしょうか?

健康保険課長

若者・現役世代ということで書いていますが、この時間外はその方々だけしか駄目ですよということではなくて、高齢者の方が来ていただいてもそれは構いませんが、若者・現役世代が先ほど1ページの資料にちょっと接種率が、まだ伸びていく余地がありますのでそこのところを、接種を伸ばしていきたいということで計画しております。

記者

59歳以下っていうイメージですか?

健康保険課長

そうですね。はっきりそこが、若者が何歳までというのはありませんけれども65歳以上は高齢者ということであります。

記者

学校給食のことでお願いします。昨年に続いて2回目じゃないかと思うんですけど、対象を限定した理由と、ひとり親給付っていうのがかなり、なかなか受け取ってもらう率が低いと聞いてるんですけれども、周知をどうするのかとか、こういった現実もあり制限した理由は何かっていうようなところを聞きたい。

学校給食課

昨年度は、9月分以降の給食費を無償化という形で全員対象としました。今年はコロナウイルス感染症の影響によって家計が急変した保護者、ということで限定をさせてもらってるんですが、例えば就学援助等でひとり親世帯の方とか非課税の方には給食費がもう支給されてますので、その方たちには十分行き渡ってるっていうことです。コロナの影響で就学援助の対象にはならないけれども、今年に入って家計が急変した人たちを救いたいということで限定しました。今度、保護者全員にこの申請についてのお知らせをするんですけど、そのときにまた改めて、こども未来課の制度のチラシを同封しまして、その制度も改めて周知をした上で、皆さんに知っていただくっていうことにしております。

記者

市長にお伺いしたいんですけども、全対象っていうのはやはりちょっと難しかったんですか?

市長

以前、無償化したときには学校休業だとか、こういうことが非常に多いという状況でしたので一気にまとめてという話をしましたけども、現状であれば学校はきちんと開いてますし、先ほど申し上げたような生活困窮者を含めてというような社会状況の変化の部分だけにはきちっと対応していこうということで、この制度に限定したということです。

記者

ひとり親の給付金自体が、もともと口座が分かっている方に対し100%給付できると思うんですけれども、家計急変の分については7%とか10%という数字だったんじゃないかなと思います。ここについては、家計急変の世帯がそもそもいるのかいないのか、いるんだけれどもうまく伝わっていないのか。その辺りはどういうふうに?

市長

それは先ほど言ったように、全世帯に配布していくということです。ですから市民の皆さん方も、こういった情報が来たということに関してはきちんと受け取っていただきたいと思っております。我々がそれを隠そうとして案内をしないというわけではありませんので。是非、報道の皆さん方が、こういったものが出てるんだということでしっかり市民の皆さん方に届くような記事を書いていただければありがたいと思います。

記者

関連で、学校給食費の滞納分のことを聞きたいんですけれども、日田市に公会計が移行されたということで、148件、390万円は放棄すると。真面目に支払っている6件、108,600円程度が債権として残っていて、お支払いいただいている状況だと思うんですけれども、必要な支援が必要なところにはたして届いているのかという気もするんですよ。これについてはどう考えてらっしゃいますか?債権放棄ということも出来なくはないのかなと思うんですけどもどうでしょうか?

学校給食課

民法に基づいてしておりまして、令和2年度からは時効が5年ということになったんですが、それまでは2年だったので、2年間納めていただかなかったものについては、こちらが回収することが出来ないということで放棄をしております。真面目に納めていただいてる方ずっと少しずつでも納めていただいてる方はいらっしゃるんですが、民法に基づいて、払ったことで払う意思があるということでありますので、その分については回収するということで6件ぐらいですかね。債権譲渡をして、日田市でも引き続き徴収するということにしております。令和2年度の未納分については半分ぐらいはもう、納めていただいたっていうことになっております。

記者

ありがとうございます。

記者

窓口支援システムで、具体的に見ると、転入証明書をOCRで読み込んで、新住所は聞き取りで書き込むと。だからこれ作成は新住所だけですね。住民異動に関しては。OCRで読み込めるのは旧住所と名前とかで、新しい住所は聞き取って、職員が打ち込むわけですね。

市民課長

新しい住所は転出証明書の中に全部入ってますので、全部読み取れます。転入の場合は転出証明書で全て読み込めることになっています。

記者

その他のこども未来課などはこれにプラス必要な分だけ追加できると。

市民課長

はい。7ページになりますが、例えば子ども医療費ですけれど、この青い部分がシステムから出ます。その下に振り込み先とかあるんですけれど、そういった部分を手書きをしていただくということになります。

記者

これは県内他市町村の状況はどうですか?

市民課長

県内では日田市が1番最初になります。

記者

他市町で導入予定ありますか?

市民課長

ちょっとそこまでは把握はしていません。

記者

ちなみに九州初だとかそういうことはないですか?

市民課長

いろいろシステムあると思うんですけど、同じシステムを入れているところは福岡県の春日市が入れております。

記者

県内初っていうのはシステムの話ですか?機械の話ではなくて。

市民課長

そうですね、まず、こういった窓口支援システムを入れて、こういった取り扱うするのは日田市が県内で初めてとなります。

記者

窓口に転入するときに、今まで何かをある程度書いて持って行ってたんですけど、これからはどういう受付けになりますか?

市民課長

異動届だけになりますけれど、4ページのように、今までは全て手書きでございました。今後は番号を押していただいたら呼び出しますので、窓口に行っていただいて聞き取りということになります。

記者

転出証明書は全国の市町村で、若干違ったりすると思うんですけども、全部読み込めるんですか?

市民課長

はい。これを入れている業者さんが全部集めてますので、ほとんどのところを読み込めます。

記者

ほとんど?

市民課長

はい。現状で、日田市に実際に過去、転入の場合に出していただいてるものは対応ができるようになってます。

記者

ありがとうございました。

記者

ワクチンに戻るんですけど、予約専用電話の受付時間は何時で、今回時間外ということなんですけど時間を延長したりするのかということと、ハガキは対象者何人ぐらい出す予定で、いつ発送予定かを教えてください。

健康保険課長

専用電話につきましては、午前9時から午後6時です。休日もやっています。

記者

それ以降の時間じゃないと都合が悪い人の予約なんですけど、受付時間を延長するということはないんですか?

健康保険課長

時間を延長するという考えはないです。それからハガキにつきましては、昨日約12,000人の方に送付しております。

記者

もう出したんですね。

健康保険課長

はい。

記者

ありがとうございます。

進行

ほかに質問ございませんか。
それでは次にお知らせです。お知らせは今回1件だけです。10月の行事予定として、資料最後に添付しております。内容のご確認をお願いいたします。
それでは、これをもちまして令和3年10月定例記者会見を終了します。お疲れ様でした。

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