令和6年7月定例記者会見

令和6年7月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。
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7月の定例記者会見動画は、下記リンクをご覧ください。
配布資料
令和6年7月定例記者会見資料 (PDFファイル: 5.9MB)
(資料)災害状況(令和6年6月30日からの大雨) (PDFファイル: 775.1KB)
(資料)国道386号三郎丸橋被災に伴う影響及び対応について (PDFファイル: 1.6MB)
関連リンク
令和6年度全国高等学校総合体育大会ホームページ(外部リンク)
会見録
【注意】市長、担当課及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。
市長あいさつ
○市長
まず私から、この度の大雨による災害について、少しお話を申し上げます。被害の状況については、後程担当からご説明をいたしますが、まずは、避難にご協力いただいた市民の皆様、早急な道路啓開にご協力をいただきました事業者の皆様に感謝を申し上げます。
すでに報道されご案内と思いますけれども、国道386号花月川に架かる三郎丸橋が被災しましたので、市民の皆様をはじめ、通行される方には、迂回をお願いしております。ご不便をおかけすることになりますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。
橋の架け替えは、県または国が行うことになりますが、この橋には、市が管理する上下水道管が通っています。今のところ問題は出ていませんが、今後のことを考えて、早急に管の架け替え等を検討しております。並行して、万一、架け替え等の前に、管に問題が生じた場合にも、市民の方にご不便をかけないよう、また下流域の方々にもご不便、ご迷惑をかけないよう準備を進めております。場合によっては市民の方に節水にご協力をお願いすることもあるかもしれません。
市としましては、今回の被害状況を調査し、国、県にもご協力をお願いしながら復旧に取り組むとともに、まだ出水期は終わっていませんので、引き続き緊張感を持って気象状況を見守り、必要な対策をとっていきたいと考えております。私からは以上でございます。
令和6年6月30日からの大雨による被害状況等について
被害状況(令和6年6月30日からの大雨)について(防災・危機管理課)
○防災・危機管理課
私からは、6月30日からの大雨による災害状況についてご説明、ご報告いたします。
資料は、災害状況、令和6年6月30日からの大雨をご覧ください。初めに資料の一部に誤りがありましたので訂正をお願いします。資料1ページ、2.避難情報発令状況のうち、避難情報の解除時間を7月2日の17時40分と記載しておりますが、正しくは16時40分でございますので、訂正をお願いいたします。
それでは1ページ、1.日田市の体制についてご説明いたします。6月30日、午後8時40分に大雨警報の発表に伴い、災害警戒準備室を設置しております。その後、翌7月1日10時20分、土砂災害警戒情報の発表を受け、災害警戒本部へ体制を移行しております。7月2日、16時40分には避難情報を解除したことに伴い、体制も解除しているところでございます。
次に、2.避難情報の発令状況についてです。7月1日午前9時に、高瀬他14地区に、高齢者等避難を発令しております。その後、土砂災害の危険性が高まったことを受け、午前11時に、高齢者等避難を発言した地域及び光岡地区へ避難指示を発令しております。
7月2日午後4時40分に警報の解除に伴い、土砂災害の危険性が低くなったと判断し、避難情報の解除を行っております。
次に3.気象警報についてです。6月30日午後8時36分に大雨警報、午後9時39分に洪水警報、翌7月1日、午前7時28分に大雨警報の浸水害、午前10時20分に土砂災害警戒情報が発表されております。その後、7月2日午後4時40分にすべての警報が解除されております。
次に4.通行規制の状況ですが、6件の全面通行止めの区間がございます。
次に、2ページ目をご覧ください。被害の状況についてでございますが、まず人的被害はございません。住家被害につきましては、床上浸水が1件、床下浸水が4件でございます。その他非住家につきましても、一部損壊が1件、床下浸水が1件となっております。その他被害として、道路の冠水などが11件、土砂災害が10件。農地等の被害が25件、その他に水路が溢れるなど3件の通報等があっております。
次に3ページ目をご覧ください。3ページには、道路の通行規制状況、4ページから8ページにかけて、被害の詳細を記載させていただいております。1点資料の補足がございますが、6ページ目。
受付番号26番、前津江赤石の全面通行止めについてでございますが、こちらは以前から全面通行止めとしておりましたことから、3ページ目に記載させていただいております今回の大雨による全面通行止めには記載しておりませんので、ご了承願います。以上が災害状況の報告でございます。
国道386号三郎丸橋被災に伴う影響及び対応について(防災・危機管理課)
○防災・危機管理課
続きまして、三郎丸橋の被災についてご報告いたします。資料は、国道386号三郎丸橋被災に伴う影響及び対応をご覧ください。
1ページ目でございます。被災に伴う影響及び市の今後の対応等についてですが、まず初めに、国道386号通行規制についてです。大雨の影響により、三郎橋が被災したため、現在通行止めを行っております。迂回路については、国道210号他をご利用ください。規制の内容は、全面通行止め。規制区間は、国道386号三郎丸橋。規制延長は71メートル。規制期間は令和6年7月2日14時20分から当面の間でございます。迂回路は先ほど申し上げました通り、国道210号などになりますので、交通誘導員等の指示に従っていただき、安全に通行をお願いいたします。
次に、公共交通への影響についてでございます。影響を受ける公共交通は日田彦山線BRT、乗り合いデマンドタクシーの夜明関町線、君迫北友田線の一部でございます。当面の対応については、迂回路の市道北豆田三郎丸線を利用することとしております。なお、日田彦山線BRTについては、迂回路を利用する影響で、北友田、南友田のBRT駅バス停には停車をいたしません。迂回路と通常路線は距離的な差が少ないため、遅延等は発生をしておりません。
次に、2ページ目をご覧ください。橋梁添架している上下水道管への影響についてでございます。
橋梁添架の状況については、橋の上流側に、下水道管、橋の下流側に水道管となっております。当面の対応については、仮設配管等による応急措置の検討を現在行っているところでございます。配管が破損した場合に予想される影響及び対応についてでございますが、水道につきましては、水圧水量の低下が予想されております。 対象は、小迫町、二串町、北友田1丁目、北友田2丁目の約900世帯でございます。下水道につきましては、バキュームカーによる汚水搬送を実施予定としております。対象は花月川右岸の全域。朝日地区、三ノ宮地区、約5,000世帯でございます。水道につきましては節水の要請の可能性がございます。
次に、通学路への影響等についてでございます。三郎丸橋の被災による国道386号の通行止めに伴い、通学路の交通量の増加が想定されることから、当該通学路を利用する光岡小学校及び三隈中学校の児童生徒については、交通安全に対する指導を徹底するなどし、通学時の安全確保に努めて参ります。
3ページには、橋の被災状況の写真、4ページにはBRTの運行ルート図の方を掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。私からは以上でございます。
質疑応答
○記者
この水道管、下水道管ですけども、今後の雨で、橋が崩れたりとかした場合に、あそこが破損する恐れがあり、その時にはこういう措置をとりますという理解ですよね。その節水の可能性というのはどの段階なのでしょうか。今後万一壊れた場合のことなのでしょうか。
○施設工務課長
水道の節水というのは、水道管が破損した場合、常に水が流れていますので、その両サイドを止める必要があります。止めた場合、今までは水がループ状態で流れているところが切断されますので、片側からの配水になるものですから、今までとちょっと状況が変わって、それに伴って水量や水圧が低下する状況が考えられるからその時点から、節水の要請をするようになります。
○記者
日田土木事務所長さんに伺いたいんですけども、補修で足りるのか架け替えになるのか、多分架け替えと思うんですが、架け替えとすると、皆さんいつ完成するのが気にしてらっしゃると思うんですけど、皆さんなかなかその時期というのはですね、言いにくいのは承知しているんですけども、多分年単位じゃないかと思っていて、その辺少なくとも1年かかるとか、2~3年かかるとか、その時期的な目途も含めて教えてください。
○日田土木事務所長
まず本当にご迷惑をかけて申し訳ないと思っております。この橋に関しては、もうこれお配りの案件なんですけど、真ん中のこのピアが動いておりまして、これに伴って、右上の右左の上部工と言われるところ、これが傾いています。ですので、ここの部分に関しては、基本的には、もう撤去して架け替えるということになります。ただし、まだ現況の調査を、まだ少し河川の水が多いものですから行っていないので、これからしますけれども、その段階で判明するかもしれませんが、この写真の奥の部分、上部工に関しては、まだ健全な状態なのかもしれません。そういう意味で、まずは調査を行った上で、全面の架け換えをするか、それとも崩れたところだけを改修するのか、そういう検討をして参ります。これが今の見立てでございます。
それから今後の方針というかスケジュール感でございますけれども、まず今この段階で何年とは言えませんが、一般的な話で言いますと、橋梁が71メーターぐらいございます。ピアが2本あって橋台があります。これ架け替える場合は一般的には、やっぱり数年かかります。2年から3年、数年かかると思っています。ですので、今後我々は詳細設計上で、これ災害査定といって、今から国の災害査定という事業を進めて参りますけれども、その中で、工法とか、それから金額が決まって、その上で、施工の年次が決まってくると、そのスケジュール感としましては、この査定を受けるのが、概ね今年の12月ぐらいになるのかなと思っていまして、それを目途に、今後の方針きちっと決めてですね、皆様方にどういう形かわかりませんけど、お伝えできるところがあればと思っております。私からまず以上です。
○記者
今のお答えなんですけども、奥の側とおっしゃったのは、多分片側車線、車線でいうとどの辺ですか。
○日田土木事務所長
一番奥のです、トライアル側のワンスパンです。
○記者
今、崩れてない方の橋脚ですね。そうすると、多分、そこを残して、残りを架け替えるということは、大体3分の1ぐらい残して架け替えるというイメージですか。
○日田土木事務所長
そういうことも考えられるし、先ほど言ったように、これ、調査してみないとわからないです。向こうの橋も今架かっていますが、健全さが悪ければそこも全面架け替えするなど、今後の調査の中で決めていきたいと思っています。
○記者
一部というか半分以上架け替えるかそれとも全面的に書き換えるかというのを検討すると。あとその12月とおっしゃったのは予算の関係だと思うんですけども、とすると、もし予算が取れてですね、最初はその測量とか、いろいろ設計でしょうけども、着手するのは早ければいつ頃になりそうでしょうか。
○日田土木事務所長
ちょっとはっきりはわかりませんが、応急対策、例えばこれに対して本体工事の着手に関してはちょっとここは未定です。ただここに関しましては、一番問題はこの橋が落ちて、川が埋塞して、次の出水に対して、例えばその周りに水が越水して被害を起こす。こういうのがやっぱ懸念されますので、基本的には県としましては、この特に崩れたところに関しては早急に取り壊して、ここから撤去するという工事をさせていただきたいなと思っています。 ただし、先ほど言いましたようにここには上水下水が入っていますので、上水下水を今後仮で回すのかどうするのかと、そういうのを一緒に考えてですね。それが終わらないと、ここも撤去できませんので、そういうのがいろいろございまして、工事がいつから入るかというのはちょっとこの時点ではまだ未定ということになります。
○記者
本格的な工事の意味だと思うんですが、今のお話で言うと、例えば壊れた橋脚だけを先に撤去することがあるということですか。
○日田土木事務所長
おっしゃる通りです。先ほど言いましたようにこの壊れている橋脚と上の橋がありますよね、それが落ちて阻害すると。そのために、我々としては、まずはそこを取り除きたいと思ってます。ここに関しては、再度になりますけれども、上水下水がありますので、それの撤去と一緒になっていかないといけないし、すごく影響が大きいからですね、そういう仮設をどうしていくか、取り壊すだけであれば、すぐにでもできるんですけれども、連携してやらないと、市民への影響が大きいものですから、そこをどうしていくかが、今の喫緊の課題になっています。
○記者
ということは、あれだけ崩れると今後の大雨で崩落するという可能性はあるということですかね。
○日田土木事務所長
可能性としてはあると思う。それは真ん中の橋台がですね、やっぱりこういう形で傾いてますので今後の雨でどうなるかわかりませんが、実はそのために被災直後から、この橋脚に対しては動いてるかどうかという観測をしています。今の段階では動いてないという観測になっております。
○記者
最後にもう1点。残っているとこは大体3分の1ぐらいでしょうか。
○日田土木事務所長
3分の1ぐらいが健全かもしれないっていうところです。
○記者
被災後から大分県としてどういう現場調査をされていて、今後どういう調査を進めていくのかということと、今回橋脚、橋が下がっているように見えるんですけれども、その原因については、現時点でどういう原因で、橋の橋脚が下がっていっているのかということをまずお伺いしたいのと、あと上下水道局の方なんですけれども、今後仮設の配管をするということなんですが、スケジュールの見通しと、具体的にどの辺りを仮設で通すのかというようなところを教えていただければと思います。
○日田土木事務所長
被災直後は当然被災の原因というか、被災直後はまず2次被害がどうなるかという形で調査をさせていただいています。今回、たまたまですけど、雨がそんなに多くなかったので、水位が上がっていないということで、我々としては緊急にこれ取り壊すとかそういう話にはならないということで判断しています。今後の対応としましては、先ほど言いましたけれども、12月の査定に向けてですね、測量設計、これボーリングも含めていろんな調査をした上で、次、どういう形で本格復旧していくかというのを検討して参ります。原因につきましては、まだ定かではないですが、今回の雨で、最終的にはこういう形になりましたが、ちょっとわかりませんが、やっぱり洗掘、要はここの部分は流速がちょっと早いものですから、見る限りでは経年変化というか、数年かけて下の岩盤が削られて、今回の雨で、最後、傾いたのかなと、そういう見立てをしていますが、ここに関してはまたいろんな方と調査をかけながら、しっかりと原因究明をして、次の復旧に対してはですね、しっかりとそこのところを踏まえた形の、設計をしていきたいなと思っています。
○施設工務課長
仮設配管の見通しというとこですけども、これについては、まだ検討中というところで、見通しなどはまだ立っておりません。それから、どの辺りを仮設するのかということですけども、それについても、今まさに検討中というところで、急いでやりたいのは山々ですけども、まだそういう場所などは決まってはおりません。
○記者
三郎丸橋の下の部分なんですけれども、例えば穴が、洗掘されて空洞ができていたような状況が確認できているのか、それともそこはまだ目視でしかな何とも言いようがない部分なのか。
○日田土木事務所長
現地行ってもわかると思うんですけど、水が流れていて、まだ調査も何もできません。ただ傾くということは、穴というかすくわれているという認識しかない。今後は、水が下がった段階できちっと調査をしていきたいと思っています。
○記者
今回無事だった部分も含めて今後調査するということですね。
○日田土木事務所長
この橋梁全体に関してやります。
○記者
下水道の方なんですけれども、使っている管っていうのは、今ちょっと曲がっているような状況なんですけれども、これが何か伸びるような、地震に対応できるような配管っていうのも使っているところもあるかと思うんですけれども今回こう曲がっている状況というのが結構限界に近いような部分なんでしょうか。
○施設工務課長
下水道管ですけども、今ここに書かれているようにポリエチレン管という素材で、そういうものを使っていて、これはもう耐震管として使われているものです。ポリエチレンなものですから、多少の伸びっていうのは許容されるのかなというところで、どこまでが限界なのかなどはちょっとわからないですけども、現地を見る限り今のところ漏れなどはない状況です。
○記者
それぞれ上下水道どちらからどちらに流れているのか教えていただけますか。
○施設工務課長
写真からいきますと、下流側が水道管なんですが、水道管は左から右へ流れているものです。
下水道管は下側が上流になるんですけども、これは右から左への流れでございます。
○記者
要は浄化センターの方に向かって進んでいるということなので5,000世帯という、かなり広いエリアが影響を受ける可能性があるということですね。水圧とか、その排水する圧に今のところ変化というのは見られるんでしょうか。
○施設工務課長
今のところそういった報告は受けてなく、そういう状況は観測されていません。
○記者
そういう状況があったら観測できるような状態になっているんですか。
○施設工務課長
基本的にはですね、水道に関しては、もう市民の方からの通報に頼っている状況でございます。
○記者
下水道もその水圧の変化があるのかどうなのかっていうこと。そもそも物理的に漏れてみないとわからないという状況なんでしょうか。それとも圧力で何気圧とかっていうのが、観測できたりするものなんでしょうか。
○施設工務課(総括)
北友田の中継ポンプ場で一時、貯留いたしまして、ポンプで圧送している管の橋梁添架でございますので、ポンプが3台かかればポンプの圧が3台分かかるし、2台でいけば2台分の圧ということになりますので、その適量・適用によって若干、圧は変わりますが、その圧に耐えられるポリエチレン管を添架しておりますので、今の状況で運転しておりますが、漏水等の確認はできておりませんので、今後注意していきながらポンプをかけていくということで、よろしくお願いします。
○記者
橋が完成した年がいつかっていうのと、あとこれまでのメンテナンスのその仕組みというか、つまり、予見ができなかったのかというところ。例えば年に1回とか、或いは数年に1回とか、どういうところをどう見ていて、その結果がこれまではどうだったっていうのをちょっと教えていただきたいっていうのと、あと確認ですが、本体工事の着工は未定っていうことで、これから現況調査にお入りになるということをおっしゃったと思うんですが、それも未定ということで良いですか。
○日田土木事務所長
すでにもうそこは被災直後から入っています。まず、完成年度は昭和41年の架設年次になります。それからメンテに関してはですね、これ橋梁はどこでもそうなんですけど、5年に1回のメンテナンスをしています。5年に1回、定期点検で通常は、我々直営でパトロールが毎日というか、大体1週間に1回以上は、そこを回るようにはなっております。そういう意味で5年に1回の定期点検の、前回が2020年だったと思います。2020年令和2年ですかね。定期点検がございますので、そこでは一応目視でいろんなところを見るようになっていて、そこでは異常がないという形にはなっています。ですので、5年に1回の点検と、日常点検の中ではこの今回の事案に関してちょっと予見できなかった。今回たまたまこの災害で、発生したのがわかったということになります。
○記者
結局復旧の目途っていうのは、今のところ数年先という表現ですか。
○日田土木事務所長
数年先でもちょっと今のところはまだわからないというのが現実です。ただし、先ほど言ったように一般的には、こういう橋であれば2~3年とか数年先しかできません。県としては、これやっぱり影響の大きい橋でございますので、1日でも早い架け替えに対して全力を尽くしたいと思っています。
○記者
結論で言うと、数年先という表現ですか。
○日田土木事務所長
ちょっとそこも見えません。
○記者
じゃあ、未定ですか。
○日田土木事務所長
未定で良いです。
○日田土木事務所長
それとこの全面架け替えなのか、部分的補修であるのかっていう、それを決めるのは、どちらになるんですか。
○日田土木事務所長
我々、県が決めます。
○記者
それはいつごろでしょうか。
○日田土木事務所長
先ほど言いましたけど、査定が12月頃ございますので、最終的にそこを目指して決定していきたいと思っています。
○日田土木事務所長
国の査定の前に決めるってことですか。
○日田土木事務所長
査定と同時とかそんな感じで、県で決定して最終的にお金がもらえると、そんな形になります。
○記者
工法は県が決めて、それに応じて国からお金がもらえると。
○日田土木事務所長
当然、県が決めます。先ほど言った災害復旧事業でありますので、国の制度にのっとったお金をもらえるし、例えばの話で言うと、それ以上に県が何か主体になれば、県の県費を乗せてやるというそういう形になりますので、査定までに我々としてはどういう形であるかというのを決定させていただく。
○記者
県としては、どちらがいいと思ってらっしゃるんですか。工事のやり方として、部分的な補修なのか、それとも全面で架け替えとで。
○日田土木事務所長
先ほど言いましたように、スリースパンあったうちの2つはもうすでに壊れていますので、そこを撤去します。最後の1つのスパンを残すか残さないかという判断は、先ほど申しましたけれども調査をかけて、その上で、最終的にトータルのお金と、いつまでにやるかと。その総合的な評価で、我々が決めていきたいとは思っています。今のところ、これって決めたら最終的にもうそれで決まってしまうので。まだ、一昨日というか、壊れたばっかりですので、その辺、金額とか工期を出しながら検討したいと思っています。
○記者
土木事務所長にご確認です。今回の橋の件は大雨の影響で、今のような状況に被災したというふうなことでよろしいでしょうか。
○日田土木事務所長
最終的にはそうだと思います。ただ先ほど言ったように今回の雨は相当には降っていませんので、この雨でこういうことがすべて起こるわけではないと思っています。これから原因については、しっかりやりますが、やっぱり我々の肌感ですけれども、これまで少しずつ箇所が掘れていて、最後に今回の雨で壊れたと、そんな形かなと思っています。
○記者
先ほどお答えの中で、流速が早まっていったというふうなお話もあって、それが洗掘に繋がったのではないかという一般論としてのお話があったんですが、上流の花月川の工事を見ますと、まず夕田橋の架け替えがありました。そのあとJRの方もありました。流速はかなり速まってきているのかなと一般的には思うんですけれども、そういった上流側の治水対策が進んだことによって、下流側で従来のままの橋が何かしらの影響を受けるということは、一般論としてはありえることなんでしょうか。
○日田土木事務所長
こういう形になるのは一般論じゃないと思います。ですので、我々としても、どうしてかなと。本当に頭を抱えているようなですね、はい。そういう意味で原因追求して、こういうことがないように再度災害防止に努めていきたいなと思っています。
○記者
今、やりとりでちょっと関連なんですけど、経年的な劣化がやっぱりあって、たまたま今回っていうことは一般的には考えられると思うんですけども、ただ、そうなるとですね、先ほど私がお聞きした定期点検、或いはその日常の点検ですか、それで、気づかなかったっていうのは、何か問題があるんではないかと思うんですが、そもそもその点検って言われるものの中に下が削られているというか、今回の傾く原因になった要素になるところを見る項目ってあるんでしょうか。
○日田土木事務所長
項目の中にですね、洗掘を目視で見るような形の項目があります。周りが掘れてないかっていうのを目視で見るという項目です。いわゆる、その水の中でございますので、どこまでやるかという問題もあって、例えば橋梁だったら10メートル下にありますので、確かにこの点検の方法ってのは今後いろいろ考えていかないといけないとは思っていますが、項目としてはそういう項目がございます。
○記者
小中学校の方なんですけれども、交通安全に対する指導を徹底すると書いてあるんですが、具体的にどんなことをされているのか教えてください。
○学校教育課長
大きく2つの小中学校、それぞれ各1つずつの小中学校に関係しております。通学路が変更になった中学校については、保護者と通学路の変更について相談をしながら、どのような道を通るのか、その際どのようなことに気をつけるのか、特に交通量がこれまで以上に増えるということが予想されるということで、自転車で来る場合には、気をつけていくというようなことが行われております。
小学校については、もともとの通学路でございますが、交通量が同じく増えるということが予想されるということなので、1列で帰るであるとか、車に気をつけてという、低学年で言えば、そういった指導はされているというところでございます。
○記者
先生たちが見守りで登下校んで出るとかっていうのはありますか。
○学校教育課長
この発生後はですね、中学校においても小学校においても、管理職や、先生方が朝の登校を見守ったということはございますが、その後、交通誘導員さん等が配置されたことを受けて、それから警察の方にも、市教委から、この橋の連絡を受けた後に依頼をして、毎朝、特に道幅が狭いところを中心に、車の量が増える朝の通学時間帯は、駐在さんが見守りに立ってくれるということを確認しております。それからスクールガードの方にも協力を改めて依頼しているところです。
○進行
それでは災害に関する質疑についてはこれで終了させていただきたいと思います。なお、本日の説明で不足する部分がありましたら、お配りしている資料のところにそれぞれ問い合わせ先を記載させていただいておりますので、個別の問い合わせにつきましては、こちらの方にお願いをしたいと思います。なお、早速明日以降、国土交通省あたりからの視察、或いは現地確認などが行われるというふうに聞いております。明日11時から現地でというお話も現在あるようですので、詳細につきましては、都市整備課の方にお尋ねいただければと思っております。
案件
日田市イベント情報集約サイトの正式オープンについて(情報統計課)
○情報統計課
会議資料の1ページをご覧になってください。日田市イベント情報集約サイトの正式オープンについてご説明いたします。ホームページやSNSなど、様々な媒体で案内されております、日田市内のイベント情報をAIにより収集し、1つのサイトで紹介する、日田市イベント情報集約サイトを7月に正式オープンいたしました。本サイトは、市公式ホームページとは異なりまして、市が行うイベントに限らず、地域の団体や民間事業者などが行うイベント情報も集約してご案内いたします。また、ウェブサイトを持たない個人や小規模イベントの主催者にとっては、簡単に無料で情報発信できる場となります。本サイトの運用により、市民サービスの向上に加え、地域団体等の活動の後押しによる地域の活性化、また観光コンテンツの強化に繋がることを期待しております。資料の2ページ以降、5ページまではですね、チラシの方を添付させていただいておりますが、こちらの実際の画面を利用いたしましてシステムをご紹介させていただきます。
【以後、大型ディスプレイを使用して説明】
こちらの画面をご覧になってください。
こちらの日田市の公式ホームページですが、こちらのバナーの方をクリックいたしますと、日田市イベント情報集約サイトに遷移します。
現在128件のイベントが登録されておりますが、キーワード、日付、カテゴリーでの検索や、人気ランキングが隣にありますけど、人気ランキングにより欲しい情報を効果的に入手できます。
幾つかイベントを確認してみます。
「あまがせ七夕のゆうべ・コンサート」を見てみましょう。イベント内容や、場所のご案内をしている他、こちらの「行き方を調べる」から、開催場所までのルートを確認できますので、そそのままお出かけすることもできます。
今度は今月末の土曜日、7月27日にお出かけする場所を別に探してみます。
「おハガキカフェステンシルアートワークショップ」を見てみます。
情報参照元サイトがある場合は、こちらからの「イベント詳細を見る」から、参照元サイトでイベント詳細の確認が行えます。このイベントはインスタグラムで発信されているということがわかります。
先ほど同様、「行き方を調べる」から開催場所までのルート確認できます。このような形で、グーグルマップに接続する形になります。
日田市イベント情報集約サイトでは、このように簡単にイベント情報入手できる他、イベントを主催する方向けに、情報掲載を依頼するフォームも備えております。地域で行うイベントなどは、告知方法や、媒体に限界がありまして、たくさんの方々に情報を伝えることが難しい面がありましたが、こちらから掲載依頼を行うことによって、簡単に情報発信を行うことが可能となります。先ほどご紹介いたしました、2つのイベントも掲載依頼があったものでございます。依頼いただいたイベントは所定の審査通過後、1週間から2週間で掲載を行うこととなります。
なお日田市イベント集約サイトは、パソコンからだけではなく、スマートフォンからも利用可能でございます。日田市のホームページのバナーの他、こちらの日田市の公式LINEのメニューの「イベント情報」からも簡単にアクセスできます。以上のように、お出かけ先を検索する際や、イベント告知を行う際に、大変便利なサイトとなっておりますので、ぜひ皆様にご利用いただけたらと思っております。私から以上でございます。
パン給食の再開について(学校給食課)
○学校給食課
私からは、パン給食の再開につきまして、現状報告をさせていただきます。資料の6ページをご覧ください。
2学期から、パン給食を再開できる見通しとなりましたことから、本日ご報告をさせていただきます。今回提供いたしますパンにつきましては、グリーンコープ生活協同組合大分が取り扱う大分県産小麦を使用した冷凍パンです。こちらは宇佐市の会社が製造したものになります。こちらの商品を週1回グリーンコープの日田営業所から各学校へ配送することとしております。
納入業者及び取扱パンの選定の理由です。まず、納入業者でありますグリーンコープにつきましては、自社で学級単位の個数仕分け、また、学校への配送が可能であること。市内に事業所があり、冷凍冷蔵庫などの設備や車両などを所有していること。市内各所への配送実績があり、行程についても熟知しているなどでございます。
冷凍パンを選定した理由ですが、こちらは宇佐市において、すでに学校給食に提供している実績がある。また、大分県産の小麦を使用していますことから、地産地消にも貢献できること。不作の場合につきましては、同品種を福岡県内において、連携作付しているため、安定供給が図れること。個包装対応であり、衛生面でも安全が図られることなどからです。
今後のスケジュールにつきましては、今月の7月17、18日に再開に向けて、運行確認と試食を実施いたします。運行確認としましては、各学校における納品場所や受け渡し方法の確認、冷凍パンの納品状態の確認を行うこととしております。あわせて、児童生徒、教職員の皆様に、冷凍パンを試食いただきまして、試食した感想や運行に関する意見などを各学校から報告いただいた上で、最終決定を行いたいと思っております。私からは以上でございます。
質疑応答
○記者
パンが中止なった経緯を説明していただけないですか。パン給食が中止になった経緯といつからかというのを教えてください。
○学校給食課長
これまで、パンにつきましては、大分県学校給食会を通じまして、パン米飯協同組合の指定する業者、日田市内の業者だったんですけども、こちらの方に委託をして、そちらから購入をしておりました。こちらの業者と、大分県の学校給食会が令和6年度から契約をしないということになりまして、今年度4月からがパンが週2回あったものを、すべて米飯に変えて、提供していたというふうなことでございます。
○記者
すいませんその契約しなかったという理由は何だったんですか。
○学校給食課長
学校給食会の方で、安定供給についてちょっと疑問があるというふうなことでお聞きしております。
○記者
今回、今後契約を結ぶということなんですけれども、これはグリーンコープさんと契約を結ぶということでいいのかという確認と、あと随意契約に多分なるんじゃないかと思うんですが、随契の理由は今ここに書いてある選定理由というのが、それに当たるということでよろしいでしょうか。もし追加の随契の選定理由があれば教えてください。
○学校給食課長
グリーンコープと契約するという形になります。今回は随契で緊急を要するという形の中で、先ほど申しましたように、選定理由の中で、今回、業者選定をさせてもらったところでございます。
○記者
学校給食会を通さずに直接の契約をする予定ということですかね。
○学校給食課長
はい。この冷凍パンっていうものが、一般物資となります。例えば食材で言うところの冷凍食品とかと同じ取扱いになります。これまでの焼き立てのパンは、給食会を通じたパン業者との安定供給を届けるための契約に基づいた形で、一般物資と主食では、取扱いが違うという形になります。
○記者
つまり、学校給食会との契約状況には変更はないということですかね。それとも変更が生じているということですか。
○学校給食課長
この冷凍パンについては給食会を通してあるものではないという形になります。
○記者
基本的には今年度だけというわけではなくて契約期間だとか、今後の見通しっていうのがあれば教えてください。
○学校給食課長
今現在としては、今年度という形です。
○記者
令和7年度以降というものことについては、どういう見通しなんでしょうか。
○学校教育課長
今までしていた会社の方も、安定供給できるような体制を構築しようとしているということも聞いております。給食会としても体制が整い、登録がなされればパン提供も当然あるわけですので、あくまでも、市としましてはこの冷凍パンは、今年度、単年度の考えで動いております。
令和6年度全国高等学校総合体育大会の開催について(スポーツ振興課)
私からは、令和6年度全国高等学校総合体育大会についてお知らせをいたします。資料は7ページとなっております。
大分県、福岡県、佐賀県、それから長崎県の北部九州4県を中心に開催されます、令和6年度全国高等学校総合体育大会が今回日田市でも開催されます。全体の大会の開催期間は令和6年7月21日から8月20日となっておりまして、全30競技の開催が予定されております。このうち日田市では、バレーボール競技の女子が7月26と27日、自転車競技のロードレースが7月29日、バレーボール競技の男子が8月1日と2日に開催となっておりまして、会場はバレーボールが男女ともにSW S西日本アリーナ日田。自転車競技がオートポリスとなっております。なお、バレーボールにつきましては、中津市との共同開催。自転車競技のうち、トラックレースにつきましては、北九州市で開催されます。
それから、取材に関しましてですが、バレーボールにつきましては、会場受け付けでその旨仰っていただければ、現地での対応が可能となっております。自転車のロードレースにつきましては、本来高校総体のホームページから事前の申請が必要でして、ホームページ上では、7月1日までに申請するようにという記載がございますが、それ以降でも対応は可能ですので、詳細につきましてはお問い合わせを願います。
また、先ほどから話に出ておりました、三郎丸橋の被災に関連しまして、大会の出場者、それから観客等に対しまして、市のホームページ、また、出場する高校のチーム等に対しては、また個別に周知をするようにしております。私からは以上でございます。
あまがせの夏休み2024の開催について(天瀬振興局)
○天瀬振興局長
資料の9ページから11ページをご覧ください。7月20日土曜日から28日日曜日の間、天ヶ瀬温泉街玖珠川周辺の河川と河川敷におきまして、「あまがせの夏休み2024」が開催されます。
このイベントは、令和2年7月豪雨によって大きな被害を受けた天ヶ瀬温泉街の復興に向け、まちづくり活動に取り組んでいる天ヶ瀬温泉つなぐ会議が実施するもので、災害を乗り越え、より魅力的な温泉街に生まれ変わるために、天ヶ瀬温泉街周辺の河川の魅力をアピールし、にぎわいを演出するものでございます。
当日は4つのアクティビティがございまして、1つ目の川遊び体験は、7月20日、21日、27日、28日の4日間、2つ目の川釣り体験は、7月4日から28日までの火曜日、水曜日を除いた期間で開催され、同期間中は釣り上げた魚の大きさと小ささを競う釣りコンテストも行われます。続いて、3つ目の桜滝リバートレッキング(沢登り)ですけれども、7月28日のみの開催となります。最後に川湯プールについては、7月20日、21日、27日、28日の4日間開催されます。各イベントの詳細は、次のページのチラシをご覧いただければと思います。
なお悪天候等で中止や延期となる場合は、天ヶ瀬温泉つなぐ会議のインスタグラムでお知らせいたします。
また別イベントとなりますが、7月28日日曜日の午後1時から、天瀬温泉公園で、「新天瀬橋渡橋式」を開催する予定としております。こちらの詳細は決まり次第、別途お知らせさせていただきます。
多くの方にお越しをいただき、天ヶ瀬温泉街ならではのイベントをお楽しみいただければと思います。ご紹介のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
令和6年7月行事予定(総務課)
6番の令和6年7月の行事予定表は、資料最後の予定表をご確認ください。
質疑応答
○記者
あまがせの夏休みなんですけれども、今年はジップラインはしないということでいいのかというのと、あと、せっかく田代さんたちが来ていただいているので、1人ずつですね、かける思いだとか、復興やどんなところを楽しんでいただきたいのかっていうふうなことを、一言ずついただければと思います。
○天ヶ瀬温泉つなぐ会議(田代副会長、藤原副会長)
天ケ瀬温泉つなぐ会議の副会長しております田代といいます。ジップラインの件ですけど、今年はやらないというふうになりました。私どもの思いとしましては私もそうですけど住民さんが、やっぱり川が好きって思ってらっしゃる方が非常に多くてですね、私自身もそうですけど、川は本当に天瀬の貴重な観光資源の1つでもあると思っています。それを水害からの復興ということで、嫌いになるんじゃなくて、よりみんなで好きになろうという思いで「あまがせの夏休み」というのを開催しているというところです。
同じくつなぐ会議の副会長しております藤原と申します。今回の「あまがせの夏休み」につきましては、前回、桜滝のライトアップをした際に、天瀬町内の小学生・中学生に、灯り帽子っていう形でそれぞれ照明のカバーの絵を書いてもらったりとかしたんですが、その時に各小中学校の校長先生や子供たちの方から、こういったことがあればまたぜひ一緒に参加したいということをいただきました。
そういったお言葉いただいたこともありますし、やっぱりこれからの天瀬のことを考えた時に、もちろん僕たちもそうなんですが、次の世代の中学生、小学生、今の子供たちがどういうふうに天瀬に帰ってきて、どういうふうに考えてもらうかっていうことをきっかけに、今回の夏休みのいろんなアクティビティを経験してもらって、将来そういった考えになってまた天瀬に戻ってきてもらえればと思っております。
○記者
「あまがせの夏休み2024」とありますけど、これ始まったのいつからになるんですか。
○天瀬振興局長
始まったのは2022年、一昨年からでございます。
○記者
1点お願いなんですが、このパンフレットに載ってる川遊び体験の写真っていうのをメールでいただけないかというちょっとお願いなんですが。
○天瀬振興局長
はい。後ほど送りたいと思います。
この記事に関するお問い合わせ先
日田市総務企画部 企画課 広報・広聴係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所6階)
電話番号:0973-22-8627(直通)
ファックス番号:0973-22-8324
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更新日:2024年07月12日