令和7年7月定例記者会見

更新日:2025年07月14日

2507定例記者会見市長

令和7年7月の定例記者会見の内容、配布資料等は、下記からご覧ください。

動画配信

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配布資料

関連リンク

会見録

【注意】市長、担当課及び記者等の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

案件

認知症高齢者等個人賠償責任保険事業を始めます(長寿福祉課)       

○長寿福祉課長

長寿福祉課でございます。私からは認知症高齢者等個人賠償責任保険事業について説明させていただきます。お手元お配りさせていただいております資料は1ページから3ページまででございます。本市では、認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業を、7月の1日、本日から開始いたします。この事業は、認知症の方が、他人にけがを負わせたり、他人の財物を壊したりして、法律上の賠償責任を、本人やその家族が負う場合に備えて、認知症の方を被保険者とする個人賠償責任保険に、市が保険契約者として加入するものでございます。

賠償責任保険が適用される場合の例でございますが資料の2ページ3ページの方にチラシを添付しております。保険に加入する認知症の方が、誤って他人の自転車を壊してしまった場合などのときに保険金が支払われることとなります。この2ページ3ページの資料につきましてはホームページの方にも掲載をさせていただいております。

加入要件としましては、まず日田市緊急連絡票、いわゆる「見守りキーホルダー」と言わせていただいているものですけども、これの登録者であること。それから、日田市に住民票があって、在宅で生活をしている方。3点目が、要介護認定における認知症高齢者日常生活自立度というのがございますが、これの2.α以上の方、または行方不明になる可能性のある方。この3つの条件をすべて満たす方を対象とさせていただいております。

手続きの方法でございますが、市の長寿福祉課の方に申請書を提出することとなりますが、申請書の提出の際につきましては、地域包括支援センターですとか、担当のケアマネジャーが申請のお手伝いを行っていただけるようになっておりますので、ご相談いただければというふうに思います。費用につきましては、加入する方の負担は無料でございます。保険料については市が負担させていただきます。最後に保障される保険金額は上限1億円までという形になっております。私からの説明は以上でございます。

第3回日本国際芸術祭への日本遺産PRブースの出展及び教育遺産セミナーの開催について(世界遺産推進室)

○世界遺産推進長

世界遺産推進室でございます。資料は、4ページから5ページとなっております。

初めに、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」、「第3回日本国際芸術祭」の、日本遺産PRブースの出展についてご説明いたします。

現在開催中の2025年日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」の催しの1つであります「第3回日本国際芸術祭」において、本市並びに水戸市、足利市、備前市で構成する教育遺産世界遺産登録推進協議会では、咸宜園や豆田町を含む日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」のPRブースを出展します。期間は令和7年7月2日水曜日から、6日日曜日までの5日間です。時間は、7月2日は10時30分から20時まで、3日から5日までは10時から20時まで、6日は10時から正午の12時までです。場所は、大阪・関西万博EXPOメッセ「WASSE」の建物内となっております。

次に教育遺産セミナーの開催についてです。日本の近世史学者で、時代考証学会の会長を務める東京学芸大学名誉教授大石学氏による基調講演を始め、学校教育と観光分野における日本遺産の活用をテーマとして、椋野市長をはじめ、水戸市、足利市、備前市の市長や教育長と大石氏の対談を予定しております。その他、水戸葵陵高等学校書道部による書道パフォーマンスを通して、日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」の魅力を伝えます。教育遺産セミナーの日時は令和7年7月4日金曜日、13時から17時、場所はEXPOメッセ「WASSE」セミナールーム、事前の申し込みは不要でございます。定員は約80名を予定しております。私からは以上でございます。

日田祇園・日田祇園山鉾集団顔見世の開催について(観光課)

〇観光課長

観光課でございます。資料を6ページとパンフレットをご覧ください。私からは、日田祇園並びに日田祇園集団顔見世の開催についてご説明をいたします。

まず、1の「日田祇園集団顔見世」につきましては、令和5年より、日田祇園の1週間前の日曜日に開催することとなっております。今年は7月の20日日曜日、午後6時30分頃から、JR日田駅前で開催され、隈・竹田地区及び豆田地区の山鉾が会します。午後6時30分頃から、各山鉾の会場入りが行われまして、整列後、開会行事が開催されます。今回、山鉾入場時に、椋野市長が平成山に乗る予定となっております。その後、午後7時30分をめどに日田祇園山鉾振興会会長の掛け声で、各山鉾が一斉に点灯し、日田祇園囃子保存会による祇園囃子の演奏や鏡割りなどが行われ、午後8時30分に各山鉾が退場する流れとなっております。

なお当日は、イベント会場において日田駅前通り商店街振興会やキッチンカー等の出店も予定されております。

次に、2番目の「日田祇園」についてです。今年の日田祇園につきましては、7月26日土曜日、27日日曜日の両日、隈・竹田地区及び豆田地区を会場に開催されます。日田祇園は約300年の伝統を誇り、疫病や風水害を払い、安泰を祈念する日田の夏の伝統行事です。絢爛豪華な山鉾が祇園囃子の音色とともに、隈・竹田地区及び豆田地区の町並みを巡行します。現在8町内で9基の山鉾があり、夜には、提灯を飾り続けた、優雅な晩山で巡行が行われます。平成28年度は、ユネスコ無形文化遺産に「日田祇園の曳山行事」が登録されております。なお今年も昨年に続きまして、山小屋や巡行中の山鉾の位置を、パソコンやスマートフォンで確認できるGPSシステムを導入する予定としておりますので、別紙パンフレットに記載しております2次元コードを読み込んでご利用ください。

また、市民の方への周知といたしましては、まず7月号の広報の発送に合わせまして、イベントの内容や交通規制等を掲載したパンフレットを市内全世帯に配布しており、市内のコンビニや観光施設、道の駅などにも設置するようにしております。

また、市のホームページやSNSを通じて広く周知を図って参ります。

最後に、日田祇園並びに日田祇園山鉾集団顔見世の開催には、多くの方の来場が予想されます。日田まつり振興会では、警備員を配置をするなど、安心・安全な行事の実施に取り組んで参りますので、ご来場の皆様のご協力をよろしくお願いします。その他詳細につきましては、お手元のパンフレットをご確認ください。私からは以上でございます。

「あまがせの夏休み2025」の開催について(天瀬振興局)

〇天瀬振興局長

天瀬振興局です。資料の7ページをご覧ください。「あまがせの夏休み2025」についてお知らせをいたします。

7月24日木曜日から7月27日日曜日の間、天ヶ瀬温泉街、玖珠川周辺の河川と河川敷におきまして、「あまがせの夏休み2025」が開催されます。このイベントは、令和2年7月豪雨によって、大きな被害を受けました天ヶ瀬温泉街の復興に向け、まちづくり活動に取り組んでいる「天ヶ瀬温泉つなぐ会議」が実施するもので、災害を乗り越え、より魅力的な温泉街に生まれ変わるために、天ヶ瀬温泉街周辺の川辺の魅力をアピールし、賑わいを演出するものでございます。

昨年実施しました、「桜滝リバートレッキング(沢登り)」、「川遊び体験」、「川湯プール」、「川釣りコンテスト」の4つのアクティビティに、新たに「魚の掴み取り」を加え、計5つのアクティビティを実施いたします。イベントごとに日程が異なりますので、詳細は市のホームページ、もしくは、別紙のチラシをご覧いただければと思います。

なお、悪天候等で中止や延期となる場合は、天ヶ瀬温泉つなぐ会議のインスタグラムでお知らせをいたします。多くの方にお越しをいただき、天ヶ瀬温泉街ならではのイベントをお楽しみいただければと思います。

本日、天ケ瀬温泉つなぐ会議から、お2人見えられておりますので、一言ずつ思いを伝えていただきたいと思います。

〇天ヶ瀬温泉つなぐ会議(佐藤氏・穴井氏)

私は天ヶ瀬温泉つなぐ会議の会長をさせてもらっています佐藤と申します。今回ですね、あまがせの夏休み2025ということで、例年通りのイベント内容とプラス、「魚の掴み取り」をやっていってその場で皆さん調理していただいて、食べてもらおうという企画になっていますので、是非、夜は日田祇園の方がありますけれど、昼間は天瀬の方に来ていただいたらうれしいと思います。

つなぐ会議の穴井です。今年で「あまがせの夏休み」は4回目になるんですけども、天瀬町は、7月から駅前の玖珠川の河川改修などもありまして、景観は少し変わっていくと思うんですけども、綺麗な川と温泉という素敵な資源もありますし、これをきっかけにまた天瀬町の魅力を知っていただけたら嬉しいなと思っております。

また、蚤の市の開催もありまして、今年は昭和換算すると、100年ということで、懐かしさとかそういうのに何か温かさを感じるいいタイミングだと思いますのでそういった掘り出し物を探しに、来ていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

〇天瀬振興局長

ご紹介のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

令和7年7月行事予定(総務課)

令和7年7月の行事予定表は、資料最後の予定表をご確認ください。

質疑応答

〇記者

認知症高齢者の保険の関係なんですけれども、他市でも同じような保険導入しているところがあるかと思うんですが日田市のこの保険の内容というのは他市と比べて何か違ってることがあるのか概ね内容としては同じなのか、あれば教えてください。

〇長寿福祉課長

日田市を除きまして、大分県では9市町の方で同じような賠償責任保険というのを実施されています。具体的な詳細のちょっと細かいところまでは、把握できていない部分ございますけど概ね同じような内容というふうには聞き及んでおります。

〇記者

個人賠償責任の件なんですが、よく全国では、踏切事故とかありますよね。日田市内で何かこれまでそういった事例っていうのは、あったりしましたか。

〇長寿福祉課長

特に聞き及びはございません。ただ他市では確かにそういった事例が多いというのはお聞きしております。

〇記者

それをカバーできるものですか。

〇長寿福祉課長

はい。今回の保険ではカバーできます。

〇記者

集団顔見世の方お願いしたいんですけれども、一応確認です。集団顔見世で駅前に集まってくる山鉾の数について教えてください。

〇観光課長

現在、まだ祇園山鉾振興会の方から正式な回答がない状態ですので、準備としては、下町を含めた9基で準備しております。また正式な回答に応じて、臨機応変に対応していきたいと思っておりますので、またその場合はご連絡をさせていただきます。

〇記者 

すいません、「最大9基」という書き方してるんですけど、それだったら間違いないですよね。

〇観光課長

はい山鉾は平成山を入れて9基になります。よろしくお願いします。

〇記者

 「最大9基」という書き方で良いですか。

〇観光課長

はい、良いです。

〇記者 

週末開催が始まっておそらく観光客の方がかなり増えたんじゃないかなと思うんですが、この前後を令和5年から日曜開催するその前後で来場者数の経過がわかるものがあればお願いします。

〇観光課長 

直近でいきますと昨年は天候不良で中止になっておりますが、令和5年については16,000人。コロナ前の令和元年は16,000人となっております。コロナ禍が開けた後も変わりのない数字になっておりますので、日曜開催の方で増えてきていると判断しているのが1点、ともう1つは、週末開催実行委員会の方でアンケートをとっておりますが、これは観光客が対象ではないんですが、実際に曳手の方やボランティアをされた方のアンケート等を確認しますと、今までは、本祭前の2日前に流れ引っていう形でやっておりましたが、1週間空くということで、体力的回復にも繋がるとか、あと週末になることによって、会社関係が参加しやすくなったということで、アンケートを見させてもらうと、「よかった」というのが、実行委員会の公表では6割ぐらいということでありますので、週末開催の効果があったのではないかと判断しております。

〇記者

週末開催に合わせて予算を組んでいるものがあるかと思います。実行委員会の方でされてるのとは別で、例えば、警備員さんの関係だとか、週末開催にあたって予算措置されているものがあれば教えてください。

〇観光課長

日田まつり振興会としては、木曜日であろうと週末であろうと警備員の人数は変わりませんので、そこは大きく変わっておりませんが、やはり近年、警備員の単価というのが上がっておりますので、そこは今までと比べて増えてると思っております。あとこれはまつり振興会以外のものなんですが、週末開催の実行委員会から、週末に運行してもらうので、その分の礼金という形では出ていると話を聞いておりますが、金額の方は幾らかというのは把握しておりません。

〇記者

1週間、本祭までに間が空くっていうふうなことで山番の方に警備員を置くだとかっていうふうな予算はとっていなかったですかね。

〇観光課長

まつり振興会から支出されるものとしては、その1週間分の山番について警備員は配置しておりません。まつり振興会として出してるものについては、主なものについては集団顔見世が安全に開催されるよう警備員とか、あとの田島陸橋を渡しますので、こういった経費が主なものとなっております。

〇記者

あと当日のレイアウトがもし決まっていたら、また追加で教えていただければ助かります、お願いします。あと、椋野市長が平成山に乗られるという、ちょっとどこにどういう感じで乗られるんでしょうか。

〇観光課長

現在、平成山の方と調整中でございますが、実際に通常の山でいいますと、豆田側については、田島陸橋から降りたところに山が待機します。隈については、本町交差点を渡りまして、ドラックストアモリあたりからずっと並んできますので、1度あそこで隊列をそろえます。そこに止まったところで、豆田と隈・竹田地区の山が駅前に入ってきて、1回転半、腰切りをして、駅前に並べますので、その間に乗せてもらいたいいうことで調整しておりますけど、現在、平成山の方と調整していますので、また決まりましたらご連絡をさせてもらいます。

〇記者

棒鼻の上に腰かけるだとか、祇園囃子さんがいらっしゃるんでなか中は難しいのかなと思うんですけれども、その辺りに乗られるというふうなイメージなんですか。

〇観光課長

通常ですね山をまっすぐして右側に会長が乗りますので、その隣の左側の棒鼻にですね、乗せてもらうような計画をしております。

〇記者

ちょっと伝統ごとのことなので女性が参加されるということに対して市長の見解をお伺いしたいというふうなことなんですけれども、基本的には男の祭りというふうなことが1つは祇園はあります。近年、祇園囃子の関係で、なでしこ会の皆さん方が乗られたりというふうなところもあってきています。今回こういった話になってきた経緯がまずどうだったのかっていうふうなことと、あと女性がこういった形で参加される市長というふうな立場があるんですけれども、そこに対しての思い、見解もしくは女性が今後どういうふうにそれに参加していくのが望ましいのかとか、市長の見解があれば、お伺いしたいと思います。

〇観光課長

経緯については、祇園囃子なでしこ会の昨年の慰労会の中で、「来年、市長に山の方に乗ってもらったら」という話があったというふうに聞いておりますので、その慰労会であった話題が実現したというふうに考えております。

〇市長 

いろいろな祭りに男性女性性別問わずに、市民全体で参加できるのがいいとは思っていますけども、伝統のことですので、一番はやっておられる方々の気持ちで、そうやって市長を乗せたらどうかと言ってくださったことは大変ありがたく思っております。

〇記者

何か楽器を演奏されるとかというわけではないということでよろしいですかね。わかりました。

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日田市総務企画部 企画課 広報・広聴係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所6階)
電話番号:0973-22-8627(直通)
ファックス番号:0973-22-8324


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