日田市飼い主のいない猫の繁殖抑制対策について

更新日:2025年04月01日

人と猫が一緒に暮らすことができるように

まちの中で猫を見掛けたことはありませんか?多くの方は見掛けたことがあると答えると思います。猫を外で見掛けることは珍しいことではありません。しかし、中には殺処分になる猫がいること、猫による糞尿等の被害に困っている方もいることを忘れてはいけません。

猫を見掛けたときは

無責任に餌を与えないこと
増え続けた猫の図

 

   【増え続けた猫の図】

メス猫は生後4~12か月で繁殖できるようになり、年に2~4回出産します。1回の出産で4~8頭の子猫を産むため、非常に繁殖サイクルが早く、あっという間に繁殖してしまいます。

餌をあげたいと思う優しい気持ちは、命をつなげる大切なことですが、餌を与えるだけではなく、不妊去勢手術、排せつ物や残飯の清掃を行うなど責任を持った行動をしましょう。

日田市では、飼い主のいない猫の繁殖抑制対策として地域猫活動を推進しています。

地域猫活動とは

地域猫活動とは、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を行い、その猫を元の地域に戻して子孫を残さず一代限りの命として、地域で見守り管理する活動です。不妊去勢済みの地域猫は、耳カット(さくら耳)を行っています。

地域活動団体等の登録について

地域猫活動を行う個人または団体は地域活動団体等の登録をする必要があります。

市の事業を活用をする際にもあらかじめ市に登録が必要です。

地域活動団体等の主な活動とは

1.不妊去勢手術の実施

飼い主のいない猫に市内の動物病院やおおいた動物愛護センターで手術をします。

2.餌やりの適切な管理

決められた場所、時間での餌やりと片付けを行い、猫がごみをあさって散らかす等の被害を減らします。

3.排泄物の処理

排泄物を適正に管理することで糞尿の被害を減らし、地域の環境の保全に努めます。

4.地域住民への啓発等の活動

地域猫活動を周知するため、地域住民の合意や協力を得て活動します。

登録申請及び登録の決定

次の書類を日田市環境課に提出してください。

【注意】地域活動団体等の登録には、活動する地域の周辺住民に地域猫活動の取組を説明し、活動地域の自治会及び周辺住民の合意を受け、原則自治会長の承認が必要です。

 

地域猫活動の支援について

日田市では、地域猫活動を推進するため下記2つの事業を行います。

詳細についてはそれぞれ下記リンク先をご覧ください。

地域猫活動支援事業 一覧表

1.おおいたさくら猫プロジェクト

日田市では、大分県が実施する「おおいたさくら猫プロジェクト」の地域活動団体等の登録と手術申請受付を行っています。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

2.日田市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費助成金事業

飼い主のいない猫の不妊去勢手術に要する費用の一部を助成します。予算上限に達し次第受け付け終了となります。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

腕章・看板の交付

地域猫活動 腕章

地域猫活動周知のための腕章及び看板を交付します。

◆交付対象者:上記の日田市地域活動団体等に登録済であり、「おおいた地域猫活動ガイドライン」に基づいた、適切な地域猫活動を実施している団体。

◆申請方法:日田市役所環境課窓口にて申請

【注意】申請を行った日に交付はできませんのでご了承ください。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

日田市 市民環境部 環境課 企画推進係
〒877-8601 大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所2階)
電話番号:0973-22-8357(直通)
ファックス番号:0973-22-8241

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